12月の空。この時期、太平洋側では晴れる日が多い。空気が澄んで、遠くまで見渡せるような透明感がある。年末の忙しさの中で、見上げては一息つく空。

12月の空。この時期、太平洋側では晴れる日が多い。空気が澄んで、遠くまで見渡せるような透明感がある。年末の忙しさの中で、見上げては一息つく空。

ヨーロッパ原産のアブラナ科の二年草。日本に明治以降に導入された小型大根。 播種から収穫までおおむね20~30日程度であることから、二十日大根(はつかだいこん)とも呼ばれる。俳句の季語としては確立されていないが、大根の一品種なので、「大根」(冬季)と同様、冬の季語として詠むことは可能だろう。

カタクチイワシ科の魚。別名「片口鰯」「背黒鰯」。体長15センチ程で、口が頭の先に突き出ていて、下あごよりも上あごが長いのが特徴。太平洋沿岸の暖地で水揚げされる。孵化後1年で成熟し、寿命は2年程度。稚魚はシラス干しやチリメンジャコ、イリコ、タタミイワシ、正月のゴマメなどとして食される。鰯(秋季)の一種だが、歳時記には鰯とは別に項目立てされている。

冬青(そよご)は、日本を含む東アジア原産のモチノキ科の常緑低木。雌雄異株。関東以西の山地に自生するほか、観賞用に植えられる。6~7月に白色の小花を咲かせた後、秋に実が赤く熟す。なお、歳時記には掲載されていない。

陰暦十一月の和名。現行暦(陽暦)ではおおむね12月頃。霜が厳しく降りる月の意で、「霜降月(しもふりづき)」の略称。身辺の秋の名残は徐々にうすれ、本格的な冬の到来を告げる。
