陽暦の二月は、上旬に立春(2月4日)を迎えても依然として厳しい寒さの続く時節で、春が到来した実感は乏しい。それでも戸外の日差しは日一日と明るさを増し、蠟梅に続いて梅の花が香り、諸鳥の声は潤みを帯てくる。



陽暦の二月は、上旬に立春(2月4日)を迎えても依然として厳しい寒さの続く時節で、春が到来した実感は乏しい。それでも戸外の日差しは日一日と明るさを増し、蠟梅に続いて梅の花が香り、諸鳥の声は潤みを帯てくる。



寒い冬の夜などに、毛細管現象によって地上へ上昇してきた地中
の水分が、地表のすぐ下で凍るもの。直径2~3ミリの氷柱が束
になって上方へ伸び、土を押し上げる。長さは5~20センチほどになる。農作物を枯らしたり、庭を荒らしたりする。

寒さの厳しい冬の夜。草木は枯れ、人も獣も動きをひそめる。さえざえと空気が澄んで、星や月も美しく光る。外から帰って灯火を囲む団欒のひと時に心身が温まる。寒さを強調する場合は「寒夜(かんや)」ともいう。

雨や霜、寒気にあたって枯れてしまった菊。秋の頃色鮮やかに咲き盛っていた菊が枯れていくのは、哀れ深い無惨な光景だ。火にくべるとほのかな香りが立つ。
