キントキダイ科の海水魚。全身が鮮やかな紅色で、大きな目が特徴。その赤い姿が坂田金時(金太郎)の赤い肌を連想させることから、この名があるとされる。脂がのって美味になる冬が旬。なお、姿や色が似ている「金目鯛」は冬の季語だが、「金時鯛」の方は歳時記に掲載されていない。一般に馴染みがないためだろうか。

キントキダイ科の海水魚。全身が鮮やかな紅色で、大きな目が特徴。その赤い姿が坂田金時(金太郎)の赤い肌を連想させることから、この名があるとされる。脂がのって美味になる冬が旬。なお、姿や色が似ている「金目鯛」は冬の季語だが、「金時鯛」の方は歳時記に掲載されていない。一般に馴染みがないためだろうか。

春の夜の満月。冬の澄んだ月とは異なり、空気中の水分で潤み、ぼんやりと優しく、暖かみのあるオレンジ色に輝く。「春の月」の傍題。なお、今年(2026年)の3月は、3日の夜が満月だった。

3月3日の雛祭に飾る三人官女のこと。三人それぞれ持ち物(長柄銚子、加えの銚子、三方)を持ち、内裏雛(お内裏様とお雛様)の婚礼でお酒を注ぐ役割を担う。江戸時代後期以降、宮廷の婚礼の華やかさを再現するため、五人囃子などとともに雛人形に加えられた。「雛祭」の傍題。

床の一部を切り、炭や薪を焚いて暖房や煮炊きを行う設備のこと。11月頃の「炉開き」から冬の間暖をとるために使われる。伝統的民家の板の間や土間に設けられる「炉」は「囲炉裏」ともいい、一家団欒の場所ともなる。天井から自在鉤を吊るして鍋をかけ煮炊きなどもする。また、茶道では、夏(5月頃~10月頃)は「風炉(ふろ)」を使い、冬(11月頃~4月頃)は「炉」を使うのが基本になっている。

寺院で普段閉ざされている厨子(ずし)を開き、秘仏や霊宝を公開して参拝者に拝ませること。「御開帳」ともいう。気候のよい春先に行われることが多い。また、「出開帳(でかいちょう)」は秘仏などを別の場所へ運び出して公開することで、江戸時代に庶民の娯楽や信仰の対象として盛んに行われた。
