鴨は、春になると繁殖地である北方へ帰ってゆくが、立春を過ぎて日本で見かける鴨のことをいう。帰る時期の遅い小鴨などは5月頃まで日本にとどまる。これから帰る鴨のほか、傷ついたり病気になったりして日本にとどまる鴨も含まれる。後者は「残る鴨」ともいう。

鴨は、春になると繁殖地である北方へ帰ってゆくが、立春を過ぎて日本で見かける鴨のことをいう。帰る時期の遅い小鴨などは5月頃まで日本にとどまる。これから帰る鴨のほか、傷ついたり病気になったりして日本にとどまる鴨も含まれる。後者は「残る鴨」ともいう。

塩漬けの桜の葉で包んだ餡入りの餅。江戸時代(文政年間)、向島長命寺の門番山本新六が隅田川の土手の桜の葉を塩漬けにし、その葉を使って作ったのが最初とされ、江戸で生まれた菓子のひとつ。関東風の小麦粉の薄焼皮で餡を巻いたものと、関西風の道明寺粉を蒸して作るもの(道明寺)がある。道明寺粉は糯米を蒸して乾燥させ砕いたもの。いずれも塩漬けしたオオシマザクラの葉で包む。

折り畳んで移動することもできる防寒のための障屏具で、室内の仕切り・目隠しともなる。現在では絵を施して美術品として鑑賞されたり、祝い事や様々な場の装飾品として用いられることの方が多い。地紙全体に金箔(きんぱく)をおいたものが「金屏風」。

ミカン科の常緑低木。本州の関東以西から九州にかけての低山地の林中に自生する。楕円形の葉は樒(しきみ)に似て、深山に生えるのでこの名があるが、マツブサ科である樒とは別種。晩春の頃四弁の白い小花が咲き、その実が冬には真っ赤に熟す。なお、「深山樒の花」は夏季。

落葉しつくした木々に覆われ、冬日の中にうっとりとうずくまったような山の姿を擬人化していう。峻険な高山や雪嶺よりも、人里近くの雑木山など、親しみやすい低山に相応しい言葉。中国北宋の画家 郭煕(かくき)の画論『臥遊禄』に「冬山慘淡而如睡(冬山惨憺として眠るが如し)」とあるのが出典。同様に、春は「山笑ふ」、夏は「山滴る」、秋は「山粧ふ」という。
