秋に北から日本に渡ってきた雁や鴨などの渡り鳥が、春、再び北の繁殖地へ帰る頃の曇り空のこと。渡り鳥が群れをなして飛び去ったあとのどんよりした空には、一抹の淋しさがある。その頃の雲を「鳥雲」、その頃吹く風を「鳥風」という。また、「鳥雲に入る」は北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。

秋に北から日本に渡ってきた雁や鴨などの渡り鳥が、春、再び北の繁殖地へ帰る頃の曇り空のこと。渡り鳥が群れをなして飛び去ったあとのどんよりした空には、一抹の淋しさがある。その頃の雲を「鳥雲」、その頃吹く風を「鳥風」という。また、「鳥雲に入る」は北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。

ウコギ科に属する多年草。北海道から九州の山野に自生するほか、畑などでも栽培される。葉は大型の羽状で晩夏から秋にかけて球状の白い小花をつける。春の若い茎を食用とし、吸い物、酢の物、和え物(独活和)、糠漬、味噌漬などとして食す。香気と歯ざわりを愉しむ。

真鯛の幼魚のこと。春に生まれ、小型で、桜のような美しい色合いをしているのでこの名があるという。春から夏にかけての、成魚の鯛が産卵期を終えて味が落ちてしまう時期が旬とされる。歳時記には載っていない。なお、産卵前の脂がのった真鯛は「桜鯛」(春季)として珍重される。

「東京大空襲忌」ともいう。昭和20年3月10日、アメリカ軍の焼夷弾爆撃により、深川など下町を中心に東京は焼野原となった。この日、300機のB29爆撃機が木造家屋の密集地域を狙っておよそ1600トンの焼夷弾を投下したという。死者は8~10万人。アメリカ軍による最初の本格的な都市空襲となった。

フグ目カワハギ科の魚で、単に「馬面(うまづら)」ともいう。その名の通り吻(くち)が長いのが特徴。体長約25センチで、北海道から九州までの内湾や内海に生息する。肝のふくらむ秋から冬の「馬面剝」は非常に珍重され美味だが、主たる漁期は夏。刺身、鍋物、汁物などとして食する。
