日本在来のアブラナ科の多年草。日当たりのよい草地や農地周辺、河川敷などに自生する。晩春の頃、黄色い小花が多数集まって咲き、その後ナズナと同じような平たい長楕円形の実ができる。春の七草のひとつであるナズナと雰囲気が似ているものの食べられないことからこの名がある。なお、歳時記には掲載されていない。

和食・洋食に関わらず夏向きの料理を総称していう。素材や盛り付けにも涼しさを感じるよう工夫を凝らす。さっぱりした口当りの涼しげな一口ものや新鮮な野菜や果物をあしらい彩りに工夫をこらしたものなどが目に浮かぶ。

野鳥の多くは春に繁殖期を迎え、産卵、抱卵、育雛(いくすう)する。卵を抱く期間は鳥の種類によって異なる。メジロなどは12日間ほど雄雌交替で抱卵する(下の写真)。「鳥の卵」(春季)の傍題で春の季語になっているが、実際には夏に入ってから目にすることが多い。

一般的には新暦の六月を指す。北海道と沖縄を除き、ほぼ梅雨の時期に当たる。雨がちな日が続いて、じめじめとした鬱陶しさを覚える一方、稲作には貴重な水をもたらしてくれる。野も山も深々とした緑を呈し、夜は蛍が明滅する。紫陽花や菖蒲などが花開く。

大型のコウイカ(甲のあるイカ)の仲間で、体内に貝殻の名残である甲を持っている。甲の幅が広く、特徴的な紋模様が見えることからこの名がある。標準和名はカミナリイカ。関東以南の沿岸に生息する。肉厚なので刺身や焼き物などにする。「烏賊(いか)」の傍題。
