スイカズラ科の落葉低木で、日本全国の山地や丘陵地の明るい林や草原に自生する。6月頃白い小花を咲かせた後、小粒の実を密集させる。実は晩秋の頃熟して暗赤色になる。ヒヨドリやメジロなどの小鳥に食べられて種が運ばれる。


晩秋になり、草が上部や先の方から枯れてくること。灌木の葉先の枯れはじめにもいう。草木が乾いた風に揺れながら枯れてゆくさまは、秋の深まりを感じさせる。「末」とは「先端」の意。

草木の紅葉や黄葉の美しさだけでなく、秋の気配や気分、光の透明感などにもいう。秋の風光の爽やかさ、清々しさとともに、さびしさも感じられる言葉。秋光とも。

庭などで、一部分を区切り土を盛り上げるなどして草花を植えた所のことで、俳句では秋の季語になっている。澄みわたった秋空の下、華やぎや明るさ、静けさを感じさせる。草の花、花野が秋の季語とされているのと同様、秋の草花の風情への愛着が生んだ季語。

刈り取った稲を天然乾燥させるための木組みのこと。田の中に設けた簡単なものから樹木に竹を結わえ数段にも及ぶものまで様々だ。刈り取った稲の束を稲架に掛けて数日干し、脱穀する。現在では生脱穀、火力乾燥の方法が多くとられ、稲架などによる天日干しは少なくなった。
