中近東原産のクワ科の落葉小高木。日本には17世紀後半に伝わり、各地で栽培されている。花が見当たらないまま結実するのでこの名があるが、実際には春から夏に花嚢の中に無数の白い花が咲く。晩秋の頃果実は暗紫色に熟し、生食のほかジャムなどになる。

中近東原産のクワ科の落葉小高木。日本には17世紀後半に伝わり、各地で栽培されている。花が見当たらないまま結実するのでこの名があるが、実際には春から夏に花嚢の中に無数の白い花が咲く。晩秋の頃果実は暗紫色に熟し、生食のほかジャムなどになる。

盂蘭盆(うらぼん)に祖先の墓に参って香花をたむけること。墓参は季節に関係なく故人の命日に出かけたり、春秋の彼岸に行われることも多いが、祖先の霊を迎える盂蘭盆会は日本人にとって最大の宗教行事であり、俳句で「墓参(はかまいり、ぼさん)」といえば、盆の墓参のことをいう。前もって墓を洗い清め、花や香を手向けてお参りし、祖先をこの世に迎える。

立秋(8月7、8日頃)を過ぎてもなお残る暑さをいう。ピークは過ぎたとはいえ、相変わらず続く厳しい暑さには辟易する。一度涼しくなった後暑さがぶり返すことも多く、身に応えるものである。9月に入っても太平洋高気圧の勢力がなかなか衰えず、例年9月中旬頃までは残暑の日が続く。

澄み切った秋の空に浮かんでは消えてゆく雲のこと。このうち「鰯雲」「鯖雲」などは気象学的には巻積雲(けんせきうん)に分類される。巻積雲は雲が薄く、太陽が透けるため陰影ができない。高々と晴れ上がった空に浮かぶ白い雲は、秋らしい爽やかさを感じさせ、旅心を誘われる。
