イボタノキは山地に生えるモクセイ科の落葉低木。樹皮にイボタ貝殻虫がついて蝋を分泌し、かつてはこの蝋を家具の艶出しに利用したことからこの名がある。初夏の頃、枝先に白い小花が集まって咲き、秋につける実は約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。なお、歳時記には「水臘の花」は夏季に載っているが、「水臘の実」は掲載されていない。

イボタノキは山地に生えるモクセイ科の落葉低木。樹皮にイボタ貝殻虫がついて蝋を分泌し、かつてはこの蝋を家具の艶出しに利用したことからこの名がある。初夏の頃、枝先に白い小花が集まって咲き、秋につける実は約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。なお、歳時記には「水臘の花」は夏季に載っているが、「水臘の実」は掲載されていない。

親芋と小芋が一体化した里芋の一種。子芋が分球せず、親子もろともひとつの塊になる姿がまるで頭が八つ固まっているように見えることからこの名がある。末広がりの「八」と、子孫繁栄や人の頭になるようにとの願いを込めて、縁起物として正月のおせち料理に使われる。歳時記には新年の季語としているものと、「芋」の傍題として秋季に分類しているものがあり、季語としての位置づけがやや曖昧。

秋に紅葉する「柞(ははそ)」のこと。「柞」は小楢の古名、又は小楢、櫟などブナ科の落葉樹を総称する古名で、古くから和歌などに詠まれてきた。秋には紅葉し、はじめ黄色、しだいに黄褐色や橙色に色づき、寒冷地や若木では赤茶色に染まるものもある。単に「柞」といっても、柞紅葉のことを指し秋の季語となる。「楢紅葉」ともいう。

その年の収穫から数ヶ月で製造されたワイン。日本各地のワイナリーは、収穫されたばかりのブドウを使用して醸造し新ワインとして発売する。日本の新ワインの解禁日は通常11月3日。因みに、「ボジョレ・ヌーヴォ」の解禁は毎年11月の第三木曜日。なお、俳句で「新酒」「今年酒」「新走り」(秋季)といえば日本酒のことであり、「新ワイン」については歳時記に掲載されていない。

ニシキギ科の蔓性の落葉低木。日当たりの良い山地に自生し、広葉樹などにからむ。雌雄異株で、初夏の頃黄緑色の目立たない五弁花を咲かせた後、雌株には球形の実がつく。晩秋には実が三つに裂け、中から黄赤色の種がのぞく。正月やクリスマスの頃の生花としても使われる。
