直翅目マツムシ科の昆虫。鳴き声が松風のように澄みわたることからその名がある。鈴虫よりもやや大きい。在来種の色は淡褐色だが、明治時代に中国から伝わった青松虫(下の写真)は鮮やかな緑色。初秋から秋深む頃にかけて、草むらでチンチロリンと鳴く。江戸時代から、鈴虫とともに、その音色が愛され、親しまれてきた。昔は鈴虫と松虫の呼び方が逆になっていたという。

直翅目マツムシ科の昆虫。鳴き声が松風のように澄みわたることからその名がある。鈴虫よりもやや大きい。在来種の色は淡褐色だが、明治時代に中国から伝わった青松虫(下の写真)は鮮やかな緑色。初秋から秋深む頃にかけて、草むらでチンチロリンと鳴く。江戸時代から、鈴虫とともに、その音色が愛され、親しまれてきた。昔は鈴虫と松虫の呼び方が逆になっていたという。

夜明けからしばらくの間、草木などに降りている露のこと。露は、夏の終わりから秋にかけて最も多く見られる。夜間の放射冷却によって地表の温度が冷えることで、空気中の水蒸気が水滴となって結露するためである。露は、日が昇るとすぐに消えてしまうため、古くから人生や命のはかなさの象徴として詠まれてきた。夕方又は夜間の放射冷却によって結露する露が「夕露」「夜露」。

秋にみられる巻積雲のこと。秋鯖の漁期によくみられ、形状が鯖の班紋に似ていることからこの名がある。「鰯雲(いわしぐも)」「鱗雲」も、同じ巻積雲を指す言葉。

秋に芽生えた草木の芽をいう。一般的に草木の芽生えは春だが、天候不順などの影響で秋に芽生えることもある。また、樹種によっては、秋に芽生え、そのまま越冬するものもある。下の写真は朴の芽(9月中旬撮影)。

ほぼ90日間にわたる秋の中で、仲秋に当たる月。空はいつしか高くなり、朝夕はひんやりとはするものの、彼岸(9月23日前後)頃までは雨がちで、また、残暑が厳しい。台風が多い月で、稔りの時期を前にして日本各地に被害をもたらすことも多い。彼岸を過ぎる頃から秋は深まり、夜には虫の声も聞こえてくる。月を愛でる月である。
