春の夜明けの、東の空が白みかける頃の意。「春暁」の傍題には「春曙(はるあけぼの)」「春の夜明」などがあるが、暁(あかつき)は曙(あけぼの)より早い時間帯を指す。暁は夜に続く、まだ暗い暁闇を意味するのに対し、曙は夜がほのぼのと明けはじめ、次第に物が見分けられるようになる刻限のこと。

春の夜明けの、東の空が白みかける頃の意。「春暁」の傍題には「春曙(はるあけぼの)」「春の夜明」などがあるが、暁(あかつき)は曙(あけぼの)より早い時間帯を指す。暁は夜に続く、まだ暗い暁闇を意味するのに対し、曙は夜がほのぼのと明けはじめ、次第に物が見分けられるようになる刻限のこと。

野や山に降り積もった雪が消え残りまだらになった状態。春の雪は融けやすいが、地形などにより、すぐ融けるところとしばらく融けずに残るところができてまだら模様になる。

「冴返る」は、立春を過ぎてようやく春めいた頃、再びぶり返す寒さのこと。「余寒」「春寒」など同種の季語はあるが、より感覚的な表現。
掲句は東京の憲政記念館に展示されていた1個の銃弾の印象が契機になった作品。それは、1909年10月26日にハルビン駅頭で起きた伊藤博文暗殺事件で放たれた銃弾の一つだった。ハルビン駅のホームに降り立った伊藤が、ロシア要人らと握手を交わしていところ、群衆を装って接近した韓国の独立運動家が伊藤をめがけて拳銃を放ったのだ。展示されていたのは小指の先ほどの銃弾だったが、私はしばらくそれから目を離すことができなかった。平成23年作。
紅色の花の梅のこと。白梅のもつ高雅な雰囲気とは別の親しみやすい印象がある。花の紅色にも濃淡があり、大盃、玉光、五節の舞、唐梅、緋の司、紅千鳥、八重松島、楊貴妃など多数の品種がある。俳句で単に「梅」という場合は白い花びらの白梅をさすことが多い。一般的に、紅梅の花期は白梅よりやや遅い。

立春後を過ぎて、次第に春らしくなってくること。気温が上昇し、冬の間潜んでいた生きとし生けるものが動き出し、木々の芽も動き始める。目や耳で捉えたものにも、開放感のあるうきうきした気分にも言う。
