暑くも寒くもないほどよい温度。四季の体感温度をあらわす春の季語として、夏の「暑し」、秋の「冷やか」、冬の「寒し」に相応する。暑くも寒くもなくほどよい感じは、冬の寒さを経てきた心身に余裕を生む。客観的な温度とは別に心理的な「暖かさ」というものもある。

暑くも寒くもないほどよい温度。四季の体感温度をあらわす春の季語として、夏の「暑し」、秋の「冷やか」、冬の「寒し」に相応する。暑くも寒くもなくほどよい感じは、冬の寒さを経てきた心身に余裕を生む。客観的な温度とは別に心理的な「暖かさ」というものもある。

春になって様々な樹木の芽が吹くこと。「木の芽吹く」「木の芽伸ぶ」「木の芽立つ」などともいう。木の芽の吹く様は、煙のように芽吹くものや直立の太芽を高々とかかげるものなど、印象は木によって大分異なる。雑木林に足を踏み入れると、早春の頃は明るい日差しが差し入っていた道が、雑木が芽を広げるにつれて、日を追うて暗くなってくる。また、「木の芽」はコノメともキノメとも訓むが、キノメと訓む場合はサンショウを指すことがあるので紛らわしい。馬酔木(あけび)や楤(たら)の芽、五加木(うこぎ)など食用になるものも多い。



小寒から大寒を経て節分までの約30日間を寒といい、それが終わることを「寒明(かんあけ)」という。本格的な春の到来はまだ先になるが、長く厳しい季節にひとまず区切りをつけるといった気分が感じられる季語。

杉は日本固有のスギ科の常緑針葉樹。本州以西の太平洋側に多く分布しており、また住宅建材の重要な樹種であるため、広く植林されている。雌雄同株。雌花は緑色の小さい球形で目立たない。雄花は小楕円状で枝の先端に群がってつく。雄花の花粉は風に乗って飛散し、花粉症の原因になる。
