紅色の花の梅のこと。白梅のもつ高雅な雰囲気とは別の親しみやすい印象がある。花の紅色にも濃淡があり、大盃、玉光、五節の舞、唐梅、緋の司、紅千鳥、八重松島、楊貴妃など多数の品種がある。俳句で単に「梅」という場合は白い花びらの白梅をさすことが多い。一般的に、紅梅の花期は白梅よりやや遅い。

紅色の花の梅のこと。白梅のもつ高雅な雰囲気とは別の親しみやすい印象がある。花の紅色にも濃淡があり、大盃、玉光、五節の舞、唐梅、緋の司、紅千鳥、八重松島、楊貴妃など多数の品種がある。俳句で単に「梅」という場合は白い花びらの白梅をさすことが多い。一般的に、紅梅の花期は白梅よりやや遅い。

立春後を過ぎて、次第に春らしくなってくること。気温が上昇し、冬の間潜んでいた生きとし生けるものが動き出し、木々の芽も動き始める。目や耳で捉えたものにも、開放感のあるうきうきした気分にも言う。

春になっても、まだ解けないで残っている雪。町中では、日の当たらない家裏や庭の隅、雪を掻き寄せた道端などに、汚れながら雪が残っている。山野では岩や山の陰にべったりと雪が残る。遠望の山肌の残雪が日に輝くのは、印象的な春の風景だ。山に残る「雪形(ゆきがた)」は、種まきの時期などを知る目安となってきた。

春になってからごく薄く張る氷のこと。春めいてきた後、寒さが戻って氷が張ることがある。昼頃になれば解けて、いくつもの薄い断片に分かれ、いつしか消えてゆく。淡くはかない印象がある。

暦の上では立春を過ぎ、春を迎えてはいるものの、まだ残る寒さのこと。立秋後の暑さを「残暑」と呼ぶのに対応している。「冴返る」「春寒」とほぼ同様の意味だが、ヨカンという漢語の硬い響きには、他の季語にない味わいがある。
