柳の新芽のこと。柳は、春になると、新しい枝が伸び始め、ついでその枝に浅緑の新芽が吹き出す。水辺の柔らかい風に芽をつけた柳の枝のなびくさまは春の到来を実感する光景だ。芽の出る前に黄緑色の花が咲くが、あまり人目につかない。俳句で単に「柳」といえば青々と芽をつけた晩春の柳のこと。

柳の新芽のこと。柳は、春になると、新しい枝が伸び始め、ついでその枝に浅緑の新芽が吹き出す。水辺の柔らかい風に芽をつけた柳の枝のなびくさまは春の到来を実感する光景だ。芽の出る前に黄緑色の花が咲くが、あまり人目につかない。俳句で単に「柳」といえば青々と芽をつけた晩春の柳のこと。

筍(たけのこ)のうち冬から春にかけて出るもので、「春筍(しゅんじゅん)」ともいう。この頃のものは主として孟宗の筍。春先地中にある地下茎から新芽が生長するが、その先端が地表に出るか出ないかのうちに掘り返して収穫する。やわらかくて美味で、春らしい味覚の一つ。単に「筍」といえば夏の季語。

木瓜(ぼけ)はバラ科の落葉低木。江戸時代に鑑賞用として中国から渡来。瓜のような実がなることから、この名がある。枝には棘があり、春、葉に先立って五弁の花を咲かせる。花の色には紅白があり、ヒボケ、シロボケ、サラサボケなどと呼ばれる。

「蕗(ふき)」は日本原産のキク科の多年草で、山野に自生する。「蕗の薹」は蕗の花の蕾のこと。早春の頃、地下茎から苞に包まれた花芽が地表に顔を出す。花の開かないうちに摘み、天ぷらや蕗味噌などにして食する。春を代表する山菜の一つ。花が咲いた後、地下茎から葉が出てくる。
