落葉樹は初冬に葉を落とすが、松、檜、椎、樫などの常緑樹は、晩春の頃、新しい葉が芽吹いてくるのと交替するように古い葉を落とす。余り目立つものではなく、気がつくと木の下に落ち溜まっている。単に「落葉」といえば冬季。


落葉樹は初冬に葉を落とすが、松、檜、椎、樫などの常緑樹は、晩春の頃、新しい葉が芽吹いてくるのと交替するように古い葉を落とす。余り目立つものではなく、気がつくと木の下に落ち溜まっている。単に「落葉」といえば冬季。


日本在来種のユリ科の多年草。全国の山林の半日蔭や斜面などに群生する。3月頃、地下の鱗茎から花茎を出して、その頂に紅紫色の花を一つ下向きにつける。花びらは6枚で、開くと反り返る。鱗茎から良質の澱粉が取れる。古名は「かたかご」。

冬の厚手のオーバーを脱いだ後に着る春用の軽いコート。立春が過ぎてもしばらくは寒い日が続き、コートを手放すことはできないが、薄手のウール、木綿、化学繊維などでできた、春らしい色調のものがよく用いられる。着る人にも見る人にも、春を迎えた明るい気分を感じさせる。

トクサ科トクサ属の杉菜の胞子茎。杉菜は在来の植物で、北海道から九州まで幅広く自生する。3月頃、土中の地下茎から胞子茎が伸び、地上に茎を伸ばして先端から胞子を飛散させる(土筆)。その後、遅れて細く尖った松葉状の葉(栄養葉)を出す(杉菜)。土筆は春の摘草の一つ。摘み取ったものは和物、煮物などにする。

スミレ科スミレ属の多年草。日本の在来種であり、変種を含めると多くの品種があるが、それらを総称して「菫」という。山野に広く自生し、3月から5月にかけて濃い紫色の小さな花を咲かせる。花の形が、大工道具の「墨入れ」に似ていることからこの名があるという。
