白花の椿。野生のヤブツバキの白花をさす場合が多いが、栽培品種のうち花が白色のものの総称名として用いることもある。白色の一重咲きは「白玉」とも呼ばれる。椿はツツジ目ツバキ科ツバキ属の常緑高木。花色はピンク(桃色)、赤、白、黄色、複色がある。

白花の椿。野生のヤブツバキの白花をさす場合が多いが、栽培品種のうち花が白色のものの総称名として用いることもある。白色の一重咲きは「白玉」とも呼ばれる。椿はツツジ目ツバキ科ツバキ属の常緑高木。花色はピンク(桃色)、赤、白、黄色、複色がある。

立春を過ぎて見掛ける鶫。鶫はヒタキ科ツグミ類の野鳥で、晩秋の頃大群で日本海を渡ってやって来る冬鳥。種類も多く胸に黒褐色の斑点がある。山林や田園で冬を過ごし、日本に居る間はほぼ単独行動。晩春の頃仲間を呼び集めてシベリアの繁殖地へ帰る。春の薄暮の中から聞こえてくる鶫のやさしい鳴き声は、地味だが味わい深く、日本の地に別れを告げているようにも聞こえる。単に鶫といえば秋の季語。

春の夜潤むように見える星のこと。冬の間中天を占めていたオリオン座やスバルに替わって、春になると獅子座や北斗七星が目立ってくる。大熊座・蟹座・海蛇座・乙女座・牛飼座などが春の夜空を巡る。水蒸気のために緩んだ夜気の中で、星々はやわらかな光をまとう。

梅が咲いている月夜のこと。春先のほんのり潤った月光が冷え冷えと梅の花を照らし出す。月光に誘い出されたかのように、梅の香が辺りに満ちる。梅はバラ科サクラ属の落葉高木で、開花時期は早春の頃。葉に先立って咲く花には気品ある香りがある。「梅」(春季)の傍題。
