イワシ、イカナゴ、ウナギなどの稚魚で、太平洋沿岸で多く水揚げされる。白く透明だが、水揚げ後数時間で色が変わってしまう。生食するほか、茹でたり(釜揚げ白子)、天日に干したり(白子干)して食べる。「白子干」は春の季語になっている。なお、白子(しらこ)は主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名で、白子(しらす)とは別物なので紛らわしい。

イワシ、イカナゴ、ウナギなどの稚魚で、太平洋沿岸で多く水揚げされる。白く透明だが、水揚げ後数時間で色が変わってしまう。生食するほか、茹でたり(釜揚げ白子)、天日に干したり(白子干)して食べる。「白子干」は春の季語になっている。なお、白子(しらこ)は主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名で、白子(しらす)とは別物なので紛らわしい。

鴨は、春になると繁殖地である北方へ帰ってゆくが、立春を過ぎて日本で見かける鴨のことをいう。帰る時期の遅い小鴨などは5月頃まで日本にとどまる。これから帰る鴨のほか、傷ついたり病気になったりして日本にとどまる鴨も含まれる。後者は「残る鴨」ともいう。

塩漬けの桜の葉で包んだ餡入りの餅。江戸時代(文政年間)、向島長命寺の門番山本新六が隅田川の土手の桜の葉を塩漬けにし、その葉を使って作ったのが最初とされ、江戸で生まれた菓子のひとつ。関東風の小麦粉の薄焼皮で餡を巻いたものと、関西風の道明寺粉を蒸して作るもの(道明寺)がある。道明寺粉は糯米を蒸して乾燥させ砕いたもの。いずれも塩漬けしたオオシマザクラの葉で包む。

春先、麦の若葉が出揃い穂が出るまでの麦をいう。小麦、大麦、ライ麦、燕麦などの麦類はイネ科の一、二年草で中央、西アジアが原産。秋に種を蒔き、発芽し、厳しい寒さに耐えて冬を越す。春には暖かさの中で勢いよく若葉を生長させ、夏に稔る。
