日本在来のアブラナ科の多年草。日当たりのよい草地や農地周辺、河川敷などに自生する。晩春の頃、黄色い小花が多数集まって咲き、その後ナズナと同じような平たい長楕円形の実ができる。春の七草のひとつであるナズナと雰囲気が似ているものの食べられないことからこの名がある。なお、歳時記には掲載されていない。

野鳥の多くは春に繁殖期を迎え、産卵、抱卵、育雛(いくすう)する。卵を抱く期間は鳥の種類によって異なる。メジロなどは12日間ほど雄雌交替で抱卵する(下の写真)。「鳥の卵」(春季)の傍題で春の季語になっているが、実際には夏に入ってから目にすることが多い。

イヌサフラン科の多年草。各地の林や山林、丘陵などに自生する。高さは20センチ前後で、晩春、茎の先に一つか二つの花を下向きにつける。旧ユリ科の可憐で小形の花であることから、この名がついた。

フサカサゴ科の海水魚。目が頭に比べて大きいことからこの名がある。「クロメバル」、「シロメバル」、「アカメバル」など多くの種類があり、体長は成魚で20~30センチほど。沿岸の岩礁に棲む。煮つけ、塩焼き、椀種にする。
