中国原産の落葉小高木。江戸時代中期に日本に伝来。別名「タマリクス」。春、薄紅色の小さな花を棒状にたくさん付ける。中国の唐の時代、楊貴妃が好んで庭に植えさせたという言い伝えがある。花期が春(5月頃)と秋(8〜9月頃)の年2回あるが、春の花の方が見応えがある。なお、歳時記には掲載されていない。

中国原産の落葉小高木。江戸時代中期に日本に伝来。別名「タマリクス」。春、薄紅色の小さな花を棒状にたくさん付ける。中国の唐の時代、楊貴妃が好んで庭に植えさせたという言い伝えがある。花期が春(5月頃)と秋(8〜9月頃)の年2回あるが、春の花の方が見応えがある。なお、歳時記には掲載されていない。

中国原産のケシ科の多年草。日本への渡来の時期は不明だが、明治時代以降に持ち込まれたと考えられている。グランドカバーなどとして植えられるほか、野生化しているものもある。晩春初夏の頃、純白で4枚の花弁をもつ花を咲かせる。別名「スノーポピー」。なお、歳時記には掲載されていない。

冬を海で過ごした鮎は、晩春の頃、体長4~6センチほどに育って川を遡上する。その頃の鮎のこと。鮎はその後、初夏から夏にかけて川で10~15センチほどに成長し、成魚となって縄張りを持つようになる。海から川へ遡上しはじめたばかりの鮎が「稚鮎(ちあゆ)」(春季)。

春に生まれて巣立ちをしたばかりの、まだあどけなく飛ぶのもおぼつかない雀のヒナのこと。雀はスズメ科の野鳥であり、全国に留鳥として広く生息する。住宅の隙間など人の生活圏に巣を作ることが多い。「雀の子」の巣立ちのピークは5月下旬から6月頃だが、晩春の頃から巣立ちがはじまることから春の季語になっている。

春、暖かくなって積もった雪が解け、流れ出した水のこと。冬の厳しい寒さが去り、春の訪れによる生命の息吹や自然の豊かな恵みを感じさせる。冬の終わりから春への移り変わりの中で見かける光景である。「雪解(ゆきどけ、ゆきげ)」の傍題。
