日本原産のキク科シオン属の多年草。別名「野春菊」。本州以南の山地の林内や沢沿いなどのやや湿った日陰に自生する。晩春から夏にかけて青紫や白の可憐な花を咲かせる。園芸品種の「都忘れ(みやこわすれ)」の原種。なお、手元の歳時記には掲載されていないが、「都忘れ」の傍題として載せている歳時記もあるようだ。

日本原産のキク科シオン属の多年草。別名「野春菊」。本州以南の山地の林内や沢沿いなどのやや湿った日陰に自生する。晩春から夏にかけて青紫や白の可憐な花を咲かせる。園芸品種の「都忘れ(みやこわすれ)」の原種。なお、手元の歳時記には掲載されていないが、「都忘れ」の傍題として載せている歳時記もあるようだ。

「アイリス」は、アヤメ科アヤメ属の多年草で西洋系アヤメの総称。その中で「ダッチ・アイリス」は、オランダで品種改良された球根アイリス。やや乾燥した場所を好む。4~5月に、アヤメに似た優雅な花を咲かせる。花弁の基部に網目模様がある。「ジャーマン・アイリス」よりすっきりした花姿が特徴。別名「オランダアヤメ」。

東アジア、北アメリカ等原産のイネ科の一年草又は越年草。穂の形が数の子に似ていることからこの名がある。かつてムギ類と一緒に伝来した史前帰化植物とされる。全国の水田や畦など湿り気の多いところに自生する。晩春の頃、沢山の小穂(しょうすい)からなる緑色の花を咲かせる。

北アメリカ原産のミズキ科の落葉低木。日本原産の「山法師(やまぼうし)」の近縁種。1912年に東京市長がワシントンD.C.へ贈った桜の返礼として日本に届いたことで知られる。街路樹や庭木として植えられる。晩春の頃、枝の先に四枚の白又はピンクの苞葉(ほうよう)に包まれた花が開く。中心に密集しているのが緑黄の小花。別名「アメリカヤマボウシ」。

「庭漆(にわうるし)」は、中国原産のニガキ科の落葉高木。日本には明治時代に渡来し、街路樹などとして植えられたほか、道端や河川敷などで広く野生化している。別名「シンジュ(神樹)」。ウルシの名がついているが、ウルシ科のウルシとは全く別種の樹木。晩春の頃新芽を伸ばす。芽吹いてからの成長が非常に早い。歳時記には掲載されていないが、「木の芽」の傍題と考えていいだろう。
