別名箒草(ほうきぐさ)、園芸ではコキアとも呼ばれる。中国原産のアカザ科の一年草で、荒れ地に自生するほか、栽培もされている。晩夏の頃、淡い黄緑色の小花をつける。秋になると次第に小枝まで赤味を帯び、その実はとんぶりと呼ばれ東北地方などでは食用になる。箒の材料となる草である。なお、とんぶりは畑のキャビアとも呼ばれ、秋の季語。

別名箒草(ほうきぐさ)、園芸ではコキアとも呼ばれる。中国原産のアカザ科の一年草で、荒れ地に自生するほか、栽培もされている。晩夏の頃、淡い黄緑色の小花をつける。秋になると次第に小枝まで赤味を帯び、その実はとんぶりと呼ばれ東北地方などでは食用になる。箒の材料となる草である。なお、とんぶりは畑のキャビアとも呼ばれ、秋の季語。

南アメリカ原産のナス科キダチチョウセンアサガオ属の常緑低木で、日本には江戸時代に薬用植物として伝来。以前はチョウセンアサガオ属(ダチュラ属)に分類されていたためダチュラ(朝鮮朝顔)と呼ばれることもあるが、正確にはダチュラとは別種。夏から秋にかけて白、黄やピンク色の大きなラッパ状の花がぶら下がるように開花する。なお、歳時記には、ダチュラ(朝鮮朝顔)は夏季に分類されている。

メキシコ原産のキク科の多年草で、日本へは江戸時代に渡来。晩夏から秋にかけて花を咲かせ、手鞠形のポンポン咲きや舌状のデコラ咲きなど形や色も多様。観賞のため庭先や公園等に植栽されている。

プールに透明な水が張られ、子供や大人たちが水しぶきをあげながら泳ぐ姿が見られるようになると、盛夏の訪れを実感する。
掲句は学校での水泳指導の情景だろうか、今まで潜水していた子が、水の上に顔を出す瞬間を捉えた。頭から顔へと流れ落ちる水。水上で空気を胸一杯吸える喜びが満面に表れる。泳ぎ切ることができた満足感もあろう。泳ぐことのほかに雑念のなかった笑顔だ。「今生れしごとく」との形容は、そこに居合わせた作者に、天啓のようにもたらされた表現だと思う。『俳句』2023年9月号。