二十四節気の一つで、陽暦で1月5日頃(2024年は1月6日)。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の大寒前日までの15日間。暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。

絡みもつれたまま枯れ果てている葎(むぐら)のこと。夏の間一面に生い茂っていた金葎や八重葎、その他の蔓草の類が、冬になると枯れて蕭条たる様相を呈する。

寒は、寒の入り(小寒、1月5日頃)から、大寒(1月21日頃)を経て、寒明(節分、立春の前日、2月3日頃)までのおよそ30日間。この期間を「寒の内」と称する。1年のうちで最も寒さの厳しい時期。太平洋側は冬晴れの日が続き、日本海側は鉛色の雪雲に覆われる。

水は、寒さが増してくるにしたがい磨きがかかり、研ぎ澄まされていく。冬の水は触れれば手を切るほど冷たく、四季を通して最も清らかで水底まで澄み切っている。あたりのものが動きをとめて、克明な影を落とす。
