北アメリカ(テキサス州など)からメキシコ、グアテマラにかけての山岳地帯が原産のシソ科サルビア属(セージ類)の多年草。2000年代の初頭に日本に渡来。ハーブとしてよく知られているコモンセージは近縁種。秋に、茎の先端にコバルトブルー(群青色)のシソ科特有の花を咲かせる。「サルビア」と「セージ」は、植物学的には全く同じ仲間を指す。なお、歳時記には掲載されていない。

北アメリカ(テキサス州など)からメキシコ、グアテマラにかけての山岳地帯が原産のシソ科サルビア属(セージ類)の多年草。2000年代の初頭に日本に渡来。ハーブとしてよく知られているコモンセージは近縁種。秋に、茎の先端にコバルトブルー(群青色)のシソ科特有の花を咲かせる。「サルビア」と「セージ」は、植物学的には全く同じ仲間を指す。なお、歳時記には掲載されていない。

秋は大気中の水蒸気が減って空がひときわ澄み渡るため、星の光も静けさと透明感をたたえて清らかに瞬く。夜空には、ペガスス座、カシオペヤ座、アンドロメダ座、ペルセウス座などが瞬きながら、西空へ移っていく。

「十一月」は旧暦では神無月の頃。二十四節気の立冬が11月7日頃にあり、暦の上ではここからが冬になるが、本格な寒さが到来する前の過ごしやすい時期である。
掲句は、素のままの山膚を見せている11月の山々を詠む。この時季、紅葉や黄葉が散って山々は蕭条とした冬の様相を呈する。冠雪する前のこれらの山々は、一年の中で最も人目を引かない地味な姿。そんな山々に「素のかほ」を見たところに、自然に向けられる作者の深い観照眼が思われる。『俳壇』2026年11月号。
「虹」は雨の後、太陽と反対側の空に現れるアーチ状の七色の帯。一年中見られる現象だが、夏の夕立の後などに現れることが多い。通常虹は一重だが、強い太陽の光のもとで、虹の外側にもう一本のうすい虹ができることがある。
掲句は二重(ふたえ)の虹が出ている空を仰いでの作品。「相思」とは互いに思い慕うこと、離れていて相手を恋しく思うことで、寄り添うように現れた二重の虹が、お互いに慕い合っているようだとの句意だろう。この句は、それ以上のことには触れていないが、「秋思の空」との簡潔な表現が、浪漫で香り高い味わいをもたらしている。『俳壇』2026年11月号。
コウイカ目コウイカ科のイカ。 全体的に平べったく、楕円形のポテッとした形をしていて、胴体の背側に舟形の硬い石灰質の甲(骨)を持つ。祖先(アンモナイトやオウムガイなど)が持っていた外側の貝殻が進化の過程で体内に取り込まれたものという。危険を感じると大量の墨を吐くことから関東では「墨烏賊(すみいか)」と呼ばれる。桜の咲く頃獲れるコウイカ、シリヤケイカ、アオリイカなどのイカ類の総称が「花烏賊」(春季)。「甲烏賊」は「花烏賊」の傍題。
