コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • 初春と思いながらも香の物 池田澄子

    12月 29th, 2025

    年の始めを言祝いで「初春(はつはる)」という。旧暦の年の始めは、二十四節気の立春の頃に当たったので、「初春」と呼んで祝った。新年の喜びと春の訪れを同時に感じさせる言葉。新暦に変わり真冬に正月を迎えるようになっても、旧暦時代の名残から年の始めを「初春」と呼ぶ。

    掲句は、心の中で今日は「初春」と思い、その気分に浸りながらも、いつもと変わらずに「香の物」を食べているとの句意。「香の物」は白菜の漬物などが思い浮かぶが、いずれにしても日常作者が好んで食している一品だろう。何の変哲もない日常との対比で、「初春」という言葉のもつふくよかな香りが、さり気なく活かされている作品。『俳句』2026年1月号。

  • 冬景色の中の青鷺

    12月 29th, 2025

    青鷺は、水の中にじっと立ち止まって待ち伏せをして魚や蛙などの獲物を捕らえる。繫殖期である夏に見かけることが多く夏の季語になっているが、留鳥なので四季を通じて見られる。 獲物が少ない冬は、できるだけ動かずにエネルギーを節約しながら、少ない獲物を狙っているのだろう。

  • 芥菜(からしな)

    12月 29th, 2025

    アブラナ科の一年草または二年草。春、黄色の小さな十字花をつける。古く中央アジアから日本に渡来し、栽培されている。河原などに自生しているものもある。葉が食用になるほか、種子を粉末にしたものが芥子(からし)として使用される。なお、「芥菜蒔く」といえば秋蒔きを指し、秋の季語。

  • 年の瀬の影富士

    12月 28th, 2025

    12月下旬のとある日の暮れぎわの富士山。関東地方の私の住まいから南西に位置し、夕暮はいわゆる影富士になる。時によって驚くほど大きく見えたり、小さく見えたりするのは、目の錯覚によるものだろうか。眼下には、灯ともし頃のわが町が広がる。

  • 綿氷(わたごおり)

    12月 28th, 2025

    小川の底などに貼り付いて綿のようにできる氷。氷は、気温が下がり水が固体状になったもの。蝉の羽根のように薄いものを「蝉氷」、鏡のようにものの影を映すものを「氷面鏡」などというが、「綿氷」も氷の形状に応じた言い方の一つ。「氷」の傍題。

←前ページ
1 … 50 51 52 53 54 … 608
次ページ→

WordPress.com Blog.

 

コメントを読み込み中…
 

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ