中国原産のシユウカイドウ科の多年草。バラ科の海棠に似た花を秋に咲かせることからこの名があるが、海棠とはまったく別種。湿り気のある半日陰に自生していることもあるが、たいていは観賞用として庭園などに栽培される。9月頃茎の先から花序を伸ばし、淡紅色の花を咲かせる。雌雄異花同株。断腸花は別名。

メキシコ原産のキク科の多年草で、日本へは江戸時代に渡来。晩夏から秋にかけて花を咲かせ、手鞠形のポンポン咲きや舌状のデコラ咲きなど形や色も多様。観賞のため庭先や公園等に植栽されている。

秋晴れは、秋の空が青く澄み、高々と晴れわたっていること。稲などの収穫が終わり、今年の新穀を供えて神に感謝する秋祭が行われるのも、この頃だ。
掲句は地元の神社の前に立っている一対の幟竿を見上げての作品。例祭の日には、氏子が奉納した幟が高々と掲げられ、風に靡くであろうことを思い描いた。この句から、祭当日の朝の晴れ晴れとした空を思い浮かべてもらえれば幸いだ。令和2年作。
立春から数えて210日目。新暦では9月1、2日頃に相当する。この頃は稲が開花・結実する大事な時期で、農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われることも多い時期である。そのため、農家にとっては油断のならないこの日を厄日として戒めるようになった。同様の理由から、二百二十日も厄日とされている。人々はこの日、風を鎮める祭りを行って収穫の無事を祈るようになったという。

気象学でいう巻積雲のことで、白雲の小片が群集・並列しているもの。その小さな雲片は規則的な配列をし、鰯が群れているように見える。前線や熱帯低気圧の接近時に現れるため、天候の悪化の前兆といわれる。この雲が現れると、鰯が大量に獲れるともいわれる。魚の鱗にも似ていることから、鱗雲ともいう。
