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俳句の庭

  • 蚕屋障子引けば大きな牛の貌

    3月 15th, 2024

    「蚕屋(こや)」は養蚕をする家又は部屋のこと。年に数回飼うが春に飼う蚕が一番良質な繭を作ることから、「蚕飼」「蚕屋」「蚕棚」など蚕に関連する季語はいずれも春季。

    掲句は秩父の郊外を歩いていて見掛けた光景を句にしたもの。かつては養蚕に使っていたらしい納屋ほどの建屋に牛を飼っていた。秩父でも養蚕農家は減る一方で、方々に残る桑畑が、養蚕業の盛んだった頃の名残をとどめていた。平成22年作。

  • 木瓜の花

    3月 15th, 2024

    木瓜(ぼけ)はバラ科の落葉低木。江戸時代に鑑賞用として中国から渡来。瓜のような実がなることから、この名がある。枝には棘があり、春、葉に先立って五弁の花を咲かせる。花の色には紅白があり、ヒボケ、シロボケ、サラサボケなどと呼ばれる。

  • カラスノエンドウ

    3月 15th, 2024

    地中海沿岸原産のマメ科ソラマメ属の一年草。古く中国経由で渡来。植物学上の標準和名はヤハズエンドウ。本州以南で自生し、畑、道端、空地などで普通に見られる。春から初夏に葉腋に短い総状花序をつくり、エンドウやスイートピーに似た蝶形・紅紫色の花をつける。通常の歳時記には載っていないが、「豌豆の花」と同様春の季語として扱うことができるだろう。

  • 春愁ひ素干しの蝦の黒き目も

    3月 14th, 2024

    「春愁(しゅんしゅう)」は生気の溢れる春だからこそ覚える物憂い哀愁であり、軽いぼんやりした憂鬱な感覚であり、そこはかとない愁い、哀しみである。「春愁(はるうれ)い」ともいう。

    掲句は、素干しの小エビを眺めていて、ふと、その黒いつぶつぶの目に、生の痕跡を感じ取ってできた作品。素干しにしたエビは、炒め物、煮物などの料理の脇役として欠かせないが、小さなエビのそれぞれに黒い目が二つずつあることに改めて気づいたとき、一匹一匹の生と死に思いが及んだ。生きていたときの形のままに素干しになっているエビの哀しみが、胸をよぎった。平成22年作。

  • 鰰(はたはた)

    3月 14th, 2024

    スズキ目ハタハタ科の深海魚。アラスカから東北地方にかけての海域に棲息する。初冬の頃産卵のため深海から浅海へ移動するとき漁獲する。冬雷が鳴る頃漁獲量が多いことから「雷魚(かみなりうお)」ともよばれる。「塩汁(しょっつる)」は鰰を使った秋田地方の郷土料理。

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