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俳句の庭

  • 木天蓼の花

    6月 15th, 2024

    木天蓼(またたび)は、サルナシ科の蔓性落葉低木で、日本各地の山地林縁などに自生する。卵円形の葉が互生し、花期に上部の葉が白色に変わる。仲夏の頃、梅に似た2センチほどの五弁花を下向きにつける。猫が非常に好む植物。

  • 蝌蚪(かと)

    6月 15th, 2024

    蛙の子のこと。形が杓子に似ていることから「お玉杓子」の名で親しまれている。春、蛙は、池や水田、沼などの水溜りでゼリー状の紐でつながる卵を産む。この卵(数珠子)は産卵後10日ほどで孵る。初めのうちは無数にかたまっているが、次第に長い尾を使って泳ぎ出す。成長するに従い、手足が生え、尾がとれ、蛙となる。

  • 楊梅(やまもも)

    6月 9th, 2024

    ヤマモモ科の常緑高木で、雌雄異株。暖地の沿岸域に自生するほか、庭や公園にも植栽される。入梅の頃、雌株に小さな丸い暗紅紫色の実が生る。甘酸っぱい味がして生食できるが、主としてジャムや果実酒になる。

  • 母呼べば白き初蝶吹かれ来し 名取里美

    6月 9th, 2024

    「初蝶」は春になって、その年初めて見かける蝶のこと。モンシロチョウやモンキチョウなど淡々しい色合いの蝶であることが多い。

    掲句は、心の中で母を呼ぶと、呼んだ方向から白い初蝶が吹かれてきたという句意。初蝶といえば白か黄色の小振りの蝶を思い浮かべるが、この句の「白き初蝶」には、遠くへ行ってしまった母の面影があろう。何物にも汚されない母への追慕の思いが、「白き初蝶」を作者に送ってよこしたのだ。母恋いの一句。『俳句』2024年6月号。

  • 緋鯉

    6月 9th, 2024

    観賞用の鯉の飼育品種の一つ。野生の黒鯉の色素胞が欠けて変異したもの。体色は通常橙赤色だが、赤や紅白の斑入り、金色など種類はさまざま。品種改良して体色の種々変化したものを「色鯉」「錦鯉」などとよぶ。

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