二十四節気の一つで、陽暦では6月21日頃。日本(北半球)では一年のうちで最も昼が長く夜が短い。また、太陽が真南に来たときの位置が最も高くなる。「夏至」には期間としての意味もあり、この日から次の節気の「小暑」(7月7日頃)前日までを指す。実際には梅雨の最中である ため、夏至の前後は雨がちの日が続くことが多い。

二十四節気の一つで、陽暦では6月21日頃。日本(北半球)では一年のうちで最も昼が長く夜が短い。また、太陽が真南に来たときの位置が最も高くなる。「夏至」には期間としての意味もあり、この日から次の節気の「小暑」(7月7日頃)前日までを指す。実際には梅雨の最中である ため、夏至の前後は雨がちの日が続くことが多い。

早生種の桃で6月頃から市場に出るもののこと。桃は、中国原産のバラ科モモ属の落葉高木で、古く中国から渡り奈良時代から栽培された。水蜜桃から品種改良され種類は多い。現在は夏から秋にかけて、順に様々な品種が店頭に並ぶが、「早桃」にはまだ未熟の固い初々しさがある。単に「桃」といえば秋の季語。

中国最古の字典『説文解字』では、竜は、春分に天に登り、秋分に淵に潜むといわれる。「竜天に登る」はもとより空想の産物だが、生き物たちの活動が活発になり、大気に陽気がみなぎる気分を感じさせる春の季語。
掲句は「竜天に登る」という実体のない季語を上手く活かして、春の日のゆったりとした時間の流れを感じさせる作品。「日永(ひなが)」「遅日(ちじつ)」という季語があるように、春は昼間の時間が永く、中々暮れようとしない。一日経っただけなのに、昨日の出来事が遥か遠くのことのように感じられるのはそのためだ。生活者の実感を空想的な季語に結び付けて、季語に新たな命を吹き込んだ一句。『俳壇』2024年7月号
南米・北米南部原産のアカバナ科マツヨイグサ属の多年草。明治時代に観賞用として移入され、以後野生化した。夏から秋にかけて茎上部の葉の脇から薄紅色の花を咲かせる。午後遅くに開花して、艶麗な花色であることからこの名がある。白粉花(おしろいばな)の通称「夕化粧」と紛らわしいので、「赤花夕化粧(あかばなゆうげしょう)」と呼ぶこともある。俳句で「夕化粧」といえば白粉花(秋季)のことになるので、注意が必要である。なお、歳時記には掲載されていない。

夏に焚く炉のこと。北国や標高の高い山間部では、立夏を過ぎても朝晩冷え込んだときや雨が降り続いて小寒い日などに、夏炉を焚くことがある。山の宿や登山小屋で囲む夏炉は、旅情を深めるものの一つ。単に「炉」といえば冬の季語。

