厳しい冬の寒さの中にありながら、折に触れて春の兆しを感じる頃をさす。晩冬には寒さが緩む日が多く、春の訪れを感じることが多くなる。梅や椿の蕾が色づき始めたり、日差しが少しずつ力強さを増したりする。そろそろコートを冬物から薄手に変えようか、などと思案する。春を待ちわびる気持ちが込められた言葉。「春近し(はるちかし)」ともいう。

厳しい冬の寒さの中にありながら、折に触れて春の兆しを感じる頃をさす。晩冬には寒さが緩む日が多く、春の訪れを感じることが多くなる。梅や椿の蕾が色づき始めたり、日差しが少しずつ力強さを増したりする。そろそろコートを冬物から薄手に変えようか、などと思案する。春を待ちわびる気持ちが込められた言葉。「春近し(はるちかし)」ともいう。


1月28日の朝に疎水べりで撮った枝垂梅。この梅もやはり立春前に咲き始めていた。枝が柳のように垂れ下がり、淡いピンクの花を咲かせる。この時期、疎水は朝方の放射冷却で結氷することが多い。
「冬」は春夏秋冬のひとつ。二十四節気の立冬(11月8日頃)から立春前日(2月3日頃)までの期間。陽暦ではおおむね12月、1月、2月の3カ月。気温が下がり、日本の多くの地域で氷が張ったり雪が降ったりする。
掲句は「冬」の到来を詠んだ作品。私の住む町からやや隔たった西の方角に秩父山系の山並みが南北に走る。山並みは秩父山系から奥多摩、丹沢山系へと連なり、その時々の風の強弱や気温などによって表情を変える。その日は、近くの商業施設の屋上に立って、くっきりとした藍色の稜線を目で辿った。風が強い日は、山々が近々と眺められるのが魅力。冬の到来を感じた瞬間だった。令和7年作。
落葉高木である欅(けやき)が葉を落とし、冬枯れの姿になること。一般に馴染みがあり名の知れた木が冬枯れする様を包括的に「名の木枯る」(冬季)というが、より情景を鮮明にするため、「桜枯る」「銀杏枯る」「葡萄枯る」「欅枯る」などと具体的な木の名前を入れて詠むことが多い。

シジュウカラ科の鳥類。全国的に留鳥として生息する。産卵期は4~7月で、営巣は樹洞や巣箱を利用することが多い。夏の繁殖期にツツピーという鳴き声を耳にし、また、その姿を見ることが多いので夏の季語になっているが、群れで里に下りてきて人目につきやすい秋季に分類している歳時記もある。
下の写真は1月の下旬に枯木に止まって縄張り宣言をしていた四十雀。白い腹にネクタイのような黒い模様がある。
