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俳句の庭

  • 高菜

    3月 15th, 2025

    アブラナ科の越年草で、カラシナの栽培品種。古く中国から渡来したとされる。高さ50センチから100センチにもなるのでこの名がある。葉や茎は柔らかく辛味がある。主産地は福岡など西日本で、おもに漬物に利用される。

  • 春陰や押して重たき画廊の扉

    3月 14th, 2025

    「春陰」は春の曇りがちな空模様のこと。「花曇り」という言葉もあるが、「春陰」は桜の咲く頃に限らない。どこか心に翳を落とすような空合いだ。

    掲句は銀座のとある画廊の扉の重い感触を詠んだもの。人体の形のドアノブを押すと、そこは画廊特有の昼の静寂。絨毯を踏んで絵の前に立つと、都会の真ん中にいることを忘れるほどだが、「春陰」の翳りが、絶えず私の心に付きまとっていた。平成22年作。

  • 連子鯛(れんこだい)

    3月 14th, 2025

    スズキ目スズキ亜目タイ科に属する魚類。「黄鯛」ともいう。マダイやチダイより小さい。本州中部以南の沖合いから大陸棚周辺に生息。夏場に最も脂がのって美味。塩焼き、吸い物、煮付け、唐揚げなどにして食される。結婚式などで供される塩焼きのタイは、ほとんどがこの鯛だという。なお、歳時記には載っていない。

  • 凍解(いてどけ)

    3月 14th, 2025

    冬の凍てついた大地が春暖で解けゆるむこと。寒さの厳しい地方の人々の生活実感から生まれた言葉。北国の凍てついた大地は、冬の間は掘り返すことができない硬さだが、凍解により柔らかな春泥に様変わりする。春の訪れを喜び安堵する北国の人々の表情が見えてくる。

  • 八朔柑(はっさくかん)

    3月 13th, 2025

    広島原産のミカン科ミカン属の常緑低木。単に「八朔」ともいう。ブンタン類と他の柑橘類との交雑種とされ、暖地に広く栽培される。陰暦8月朔日頃から熟し始めることからこの名がある。初夏の頃白い花を咲かせ、冬から春にかけて収穫される。果汁が少なく酸味は弱い。なお、春に収穫される柑橘類には、松山の「伊予柑」、広島の「八朔柑」、和歌山の「三宝柑」などがある。

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