イワシ、イカナゴ、ウナギなどの稚魚で、太平洋沿岸で多く水揚げされる。白く透明だが、水揚げ後数時間で色が変わってしまう。生食するほか、茹でたり(釜揚げ白子)、天日に干したり(白子干)して食べる。「白子干」は春の季語になっている。なお、白子(しらこ)は主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名で、白子(しらす)とは別物なので紛らわしい。

イワシ、イカナゴ、ウナギなどの稚魚で、太平洋沿岸で多く水揚げされる。白く透明だが、水揚げ後数時間で色が変わってしまう。生食するほか、茹でたり(釜揚げ白子)、天日に干したり(白子干)して食べる。「白子干」は春の季語になっている。なお、白子(しらこ)は主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名で、白子(しらす)とは別物なので紛らわしい。

鴨は、春になると繁殖地である北方へ帰ってゆくが、立春を過ぎて日本で見かける鴨のことをいう。帰る時期の遅い小鴨などは5月頃まで日本にとどまる。これから帰る鴨のほか、傷ついたり病気になったりして日本にとどまる鴨も含まれる。後者は「残る鴨」ともいう。

「海鼠(なまこ)」はナマコ類に属する棘皮(きょくひ)動物の総称。冬が旬で、酢海鼠にして食べたり中華料理の食材に用いる。
掲句の「悪運」は、手元の辞書には、「悪事を犯しても因果応報を受けずに済む幸運の一種」とある。「悪運も強運のうち」との措辞は、独り心の呟きというよりも、親しい友人たちとの歓談の中から飛び出した軽口といった気配があろう。仲間の誰彼が思いのほか上手く事を運んだことを、喜びながらも軽く揶揄しているのだ。卓上に出された酢海鼠が、気の置けない歓談に味わいを添えている。『俳句四季』2025年3月号。
塩漬けの桜の葉で包んだ餡入りの餅。江戸時代(文政年間)、向島長命寺の門番山本新六が隅田川の土手の桜の葉を塩漬けにし、その葉を使って作ったのが最初とされ、江戸で生まれた菓子のひとつ。関東風の小麦粉の薄焼皮で餡を巻いたものと、関西風の道明寺粉を蒸して作るもの(道明寺)がある。道明寺粉は糯米を蒸して乾燥させ砕いたもの。いずれも塩漬けしたオオシマザクラの葉で包む。

折り畳んで移動することもできる防寒のための障屏具で、室内の仕切り・目隠しともなる。現在では絵を施して美術品として鑑賞されたり、祝い事や様々な場の装飾品として用いられることの方が多い。地紙全体に金箔(きんぱく)をおいたものが「金屏風」。
