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俳句の庭

  • 雛料理

    3月 4th, 2025

    雛祭に食べるちらし寿司・蛤の吸い物などをいう。ちらし寿司にはエビやレンコンなど縁起のよい食材を用い、長寿や幸福を祈願する。平安時代にお祝いの席で食べられていたなれ鮨が原形と言われる。「雛祭」の傍題。

  • 牡丹雪(ぼたんゆき)

    3月 4th, 2025

    外気温が高く水分を多く含むため、雪の結晶が付着し合い、大きな雪片となって降る雪のこと。ボタンの花びらのように降るからとも、ぼたぼたした雪の意からともいう。多少積もってもすぐ消えてゆくことが多い。「綿雪」「淡雪」などとともに、春の訪れを告げる雪である。「春の雪」の傍題。

  • あたたかき言葉なれども息白し 丸谷三砂

    3月 3rd, 2025

    「息白し」は冬の朝晩などに、大気が冷えて人や動物の吐く息が白く見えること。

    掲句は冬の凛冽たる大気の中で、作者と言葉を交わしている人を詠んだ作品。話すたびに口から洩れる息が白々と見える。だが、寒気の中で作者に向かって発せられたその人の言葉が、心にひびく暖かい言葉だった。「あたたかき」といっても客観的な温度のことではなく、この句の場合は心理的な暖かさを言っていることは言うまでもない。「なれども」の措辞にやや理が覗いているところが難点だが、それほど気にすることはないだろう。『俳句』2025年3月号。

  • 玉珧(たいらぎ)

    3月 3rd, 2025

    ハボウキガイ科に属する二枚貝で、内海の砂底に棲息する。貝の形は三角錐状で、殻の長さが30センチにもなる。日本各地の沿岸で獲れ、貝柱を食用とする。別名「平貝(たいらがい)」。「玉珧」の名は「平貝」が転訛したものという。

  • 芹(せり)

    3月 3rd, 2025

    日本在来のセリ科セリ属の多年草。田の畦や川の縁など湿り気のある場所に自生する。春の七草の一つで、「根白草」は新年の七草粥に用いる芹の異名。夏、小さな白い花がたくさん集まった花序を形成する。春先に摘んだものを和え物にしたり香味料として吸い物に用いたりする。

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