コンテンツへスキップ
    • HOME
      • POST
      • PROFILE

俳句の庭

  • ブラックベリーの花

    5月 27th, 2025

    ブラックベリーはヨーロッパ等原産のバラ科キイチゴ属の蔓性落葉低木。ラズベリーなどとともに海外から導入された。日本の自生種であるクサイチゴ、モミジイチゴ、ナワシロイチゴ、カジイチゴ、バライチゴ等と同様、木苺の一種。晩春の頃、白やピンクの花を咲かせる。夏に熟れる実は、生食のほか、ジャムや菓子の材料になる。歳時記には掲載されていないが、「木苺の花」(春季)として詠むことができるだろう。

  • 新季語探訪(21)

    5月 26th, 2025

    クーラー(エアコン)が一般家庭に普及し始めたのは1970年代から1980年代であり、「冷房」「クーラー」「冷房車」などの言葉が季語として定着したのは1990年代以降とされる。手元の歳時記では、「冷房」が主季語で、「クーラー」「冷房車」等が傍題になっている。暑い室内の温度を下げ暑さを忘れさせてくれる一方で、冷え過ぎて体調が悪くなることもある。

    歳時記の例句を見ると、冷房が欠かせなくなった夏の都会生活の機微や、人工的に作り出された冷気に対する違和感を詠む場合が多いようだ。人間が作り出した装置のもたらす恩恵とその限界の両面が、作句の契機になっているのだろう。

    近年では「クーラー」というよりも「エアコン」「空調」と呼ばれることが多い。年間を通じて室内の温度や湿度を管理するようになっているからだ。だが、「エアコン」「空調」には夏の季節感は乏しいので、季語になり難いと思われる。

  • 日傘

    5月 26th, 2025

    夏の強い日差しを防ぐための傘。主に女性が用いるが、近年の地球温暖化に伴い、熱中症対策として「日傘」の有効性が再認識され、男性が用いるケースも増えてきている。晴雨兼用の折り畳みのもの、紫外線防止加工を施したものなどさまざまである。

  • 鳥の卵

    5月 26th, 2025

    鳥が産んだ卵のこと。野鳥の多くは春から夏にかけて繁殖期を迎える。巣を作り、その中にいくつかの卵を産む。産んだ卵が孵るまでの期間が「抱卵季(ほうらんき)」。カラスなどの外敵に狙われやすいため、斑入りの保護色になっていたりする。中には、郭公のように、托卵して他の鳥に卵の世話をさせる鳥もいる。なお、歳時記では通常、「鳥の巣」「鳥の卵」は春季に、「巣立鳥」は夏季に分類されている。

    下の写真は巣の中に産みつけられていたメジロの卵(5月25日撮影)。

  • 扇状地から押してくる暑さかな

    5月 25th, 2025

    盛夏の頃、北太平洋高気圧から吹き出す風が高温と湿気をもたらし、日本列島はたびたび耐え難い暑さに見舞われる。盆地や内陸部の暑さはひとしおだ。

    掲句は、山梨一宮の広瀬直人主宰宅を訪問したときのことが契機になった一句。折からの好天の下、先生の自宅の周辺を散策した。歓談の中で、葡萄畑の彼方の暑にけぶる山裾を指さしながら、〈あそこが扇状地だよ。〉と教えてくれたことが、今でも思い起こされる。甲府盆地の夏の暑さは手強いが、果樹農家にとっては秋の実りを約束してくれる暑さでもある。平成25年作。

←前ページ
1 … 199 200 201 202 203 … 653
次ページ→

WordPress.com Blog.

コメントを読み込み中…

    • 登録 開始日
      • 俳句の庭
      • WordPress.com のアカウントをすでにお持ちですか ? 今すぐログイン
      • 俳句の庭
      • 登録 開始日
      • 登録
      • ログイン
      • このコンテンツを報告
      • サイトを Reader で表示
      • 購読管理
      • このバーを折りたたむ