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俳句の庭

  • 鳥曇(とりぐもり)

    3月 12th, 2025

    秋に北から日本に渡ってきた雁や鴨などの渡り鳥が、春、再び北の繁殖地へ帰る頃の曇り空のこと。渡り鳥が群れをなして飛び去ったあとのどんよりした空には、一抹の淋しさがある。その頃の雲を「鳥雲」、その頃吹く風を「鳥風」という。また、「鳥雲に入る」は北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。

  • 独活(うど)

    3月 12th, 2025

    ウコギ科に属する多年草。北海道から九州の山野に自生するほか、畑などでも栽培される。葉は大型の羽状で晩夏から秋にかけて球状の白い小花をつける。春の若い茎を食用とし、吸い物、酢の物、和え物(独活和)、糠漬、味噌漬などとして食す。香気と歯ざわりを愉しむ。

  • 新季語探訪(5)

    3月 12th, 2025

    「ゴールデン・ウィーク」は、4月末から5月初めにかけて巡ってくる昭和の日、みどりの日、憲法記念日などの休日の多い週をさす和製英語。黄金週間ともいう。晩春、初夏の好季節でもあり、観光地や各イベント会場はにぎわい、交通機関が混雑する。「ゴールデン・ウィーク」ができたのは、昭和23年施行の『国民の祝日に関する法律』で、憲法記念日やこどもの日などの休日が定められたことが契機になっている。戦後生まれた新しい季語の一つ

    髪刈つて病者のゴールデンウイーク過ぐ  林火          黄金週間啼かぬ鴉の枝に来て      真砂女                 

    「ゴールデン・ウィーク」は既に日本人の日常用語としては定着しているが、歳時記を見てもこれといった作例はない。言葉に粉飾がありすぎて作りにくい季語の一つなのかも知れない。

  • 雲豹のあくびに花の散りかかる 福田若之

    3月 11th, 2025

    「花」といえば桜のことだが、植物であることに重きがおかれる桜に対して、「花」は、心に映るその華やかなイメージに重心がある。桜の花が盛りを過ぎて散ることを「花散る」「散る桜」などという。

    掲句は動物園の「雲豹(うんぴょう)」に「花」が散りかかる情景を詠んだ作品。豹に近い仲間であり、雲状の斑紋があることからこの名がある。東南アジアの森林に生息するというが、この句の「雲豹」は飼育されているもの。永い春の日中、飽食の「雲豹」が退屈の余り大きな口を開けて欠伸(あくび)したのだ。もうすっかり故郷の森で狩りをしていた頃の野性を忘れ去っているかに見える。折から咲き闌けた桜が、風が吹くたびにほろほろと散りかかる。『文藝春秋』2025年4月号。

  • 春子鯛(かすごだい)

    3月 11th, 2025

    真鯛の幼魚のこと。春に生まれ、小型で、桜のような美しい色合いをしているのでこの名があるという。春から夏にかけての、成魚の鯛が産卵期を終えて味が落ちてしまう時期が旬とされる。歳時記には載っていない。なお、産卵前の脂がのった真鯛は「桜鯛」(春季)として珍重される。

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