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俳句の庭

  • アストランティア

    7月 29th, 2025

    ヨーロッパ原産のセリ科の多年草。原種からいくつかの園芸品種が作られている。夏、花茎を長く立ち上げた頂部に星のような形をした花が開花する。花色は白、ピンク、赤、淡いグリーンなど。花弁に見える部分は総苞で、中央に小さな花が集まって咲く。学名のAstrantiaはギリシャ語で星の意。

  • 玉沙参(たましゃじん)

    7月 29th, 2025

    ヨーロッパアルプス原産のキキョウ科の多年草。ヨーロッパの山地の岩場などに自生する。夏、ロゼット状の葉の中心から花茎を立ち上げて、紫色の花を簪(かんざし)のように玉状に咲かせる。なお、「沙参(しゃじん)」は「釣鐘人参」の漢名で、歳時記には「釣鐘人参」(秋季)の傍題になっている。

  • ソーダ水噴き出す昭和百年目 高野ムツオ

    7月 28th, 2025

    ソーダ水は清涼飲料水のこと。炭酸水に砂糖や果汁を加えたすっきりとした飲み物。クリームソーダ、メロンソーダなど種類もいろいろ。

    掲句は、暑さの最中、ソーダ水の入った瓶の栓を抜いたところだろう。栓を抜くと同時に、中の炭酸水が勢いよく噴き出す。夏の屋外などで日常よく目にする光景だが、その光景を目にしたとき、作者は、今年(令和7年)が昭和になって百年目に当たることに心づいた。昭和に改元して以降経てきた歳月の起伏が、一瞬のうちに作者の脳裏をかすめたのだ。『俳句』2025年8月号。

  • 白玉草(しらたまそう)

    7月 28th, 2025

    ヨーロッパ原産のナデシコ科の多年草。シレネ・ブルガリスの名でヨーロッパに自生する。第二次世界大戦後日本に帰化し、耕作地や道ばた、斜面の草地などに生える。「白玉草」は和名。夏、多数の花茎に白い球状の花をつける。歳時記には、ホシクサ科の一年草「星草(ほしくさ)」(秋季)の傍題として出ているが、花期も品種も異なることから、「白玉草」を「星草」の傍題とするのは検討の余地があるようだ。

  • マルタゴンリリー

    7月 28th, 2025

    ユーラシア大陸原産のユリ科の多年草。ヨーロッパ中南部、シベリアなどの日当たりのよい林内や潅木帯に自生する。6月から7月頃、紫黒色の斑点のある赤紫色の花を咲かせる。歳時記には掲載されていないが、「百合の花」(夏季)として詠むことはできるだろう。

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