アカバナ科の多年草。ヨーロッパ・アジア・北アメリカなどの北半球の温帯地域や寒地に広く分布し、日本では本州中部以北の山野の日当たりの良い草原に群生する。 葉が柳の形に似ているところからこの名がある。直立した茎に葉が互生し、夏、茎の上部に花穂が出て濃いピンク色の四弁花が多数つく。花は下から上へと咲き上がる。秋に細長い果実が出来、熟すと裂けて、白く長い綿毛のついた種子を風に飛ばす。

「香水」は汗をかき、体臭が気になる夏によく使われるので夏の季語。女性のみならず、男性も用いる。
掲句は香水の瓶が飛行機のように離陸するという。月光の中にあっての作者の自由な想像力の飛翔を思わせる。夏の盛りというよりも、秋が近い頃の月光の澄みが感じられる作品だ。そこには、昼の暑さから解放された安堵の思いもあろうか。『文藝春秋』2025年8月号。
アマツバメ科の鳥類で、夏鳥として渡来する。燕より長い翼をもち、高速で飛翔する。山地や海岸付近の断崖にコロニーを形成して営巣し、飛びながら昆虫等の餌や巣材を集める。雨が降ると群がり飛ぶ習性があるためこの名がある。

家族や友人と共に太陽の下で過ごす夏の代表的なレクリエーションの一つ。熱い砂浜、青い海、カラフルな水着や砂日傘などが開放的な気分を誘う。海水浴の習慣は明治時代に西洋から伝わり定着したもので、以前は療養や保養のためであった。「潮浴(しおあび)」ともいう。
