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俳句の庭

  • 文化の日

    11月 4th, 2025

    日本の国民の祝日の一つで、11月3日。かつては明治天皇の生誕を祝う天長節だったが、その後明治節と呼び名が変わり、第二次大戦後の昭和23年、日本国憲法の公布を記念して平和と文化を推進する日として「文化の日」が定められた。菊の盛りの頃である。秋の叙勲が行われ、各地で文化祭などが開催される。

  • 碇星(いかりぼし)

    11月 4th, 2025

    カシオペア座の和名。五つの星がW形に並び、それを舟の碇に見立ててこの名がある。北極星を挟んで北斗七星と対置しており、北極星を見つける目印の一つ。「秋の星」の傍題としている歳時記もある。

  • 庭先の鵯

    11月 3rd, 2025

    朝、庭先に柿を食べに来ていた鵯(ひよどり)。鵯はヒヨドリ科の野鳥で、全国に留鳥として生息しているお馴染みの鳥。関東近辺では四季を通して見られる。渋が抜けて柿が甘くなったのか、ここ数日は鵯や目白が頻りに食べにくる。大柄な鵯が来ると、目白は姿を消してしまう。無遠慮で図々しいところもあるが、憎めない剽軽者である。

  • 照葉(てりは)

    11月 3rd, 2025

    紅葉した葉が日の光を受けて照り輝いていること。「照紅葉(てりもみじ)」ともいう。青空を背景に、赤や黄色の色鮮やかな葉が日差しを受けてさらに美しさを増す。晩秋のひと時の華やぎである。

  • 八月や祈りのかたち人も木も

    11月 3rd, 2025

    「八月」は立秋を過ぎて、暦の上では夏から秋へと季節が変わる月。しばらく暑い日が続くが、そうした中にも暑さは盛りを越え、徐々に秋の気配が濃くなってゆく。原爆忌、終戦日、盂蘭盆(うらぼん)などが次々に巡ってきて、亡き人を偲び、戦禍の犠牲者を悼む鎮魂の月でもある。

    掲句は、被爆地長崎で被爆樹のクスノキが蘇った話や、原爆の日や終戦日に一斉に行われる人々の黙祷の光景が契機になってできた作品。やや具象性に乏しいが、鎮魂の月である「八月」の一面が捉えられたのではないかと思っている。令和7年作。

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