南米原産のアオイ科の常緑低木。別名「矢ノ根梵天花(やのねぼんてんか)」。観賞用に栽培されていたものが道端や川原などに逸出している。晩夏から秋にかけて咲く花は白色で、中心部は濃い赤褐色。木槿(むくげ)の花に似ている。なお、歳時記には掲載されていない。

南米原産のアオイ科の常緑低木。別名「矢ノ根梵天花(やのねぼんてんか)」。観賞用に栽培されていたものが道端や川原などに逸出している。晩夏から秋にかけて咲く花は白色で、中心部は濃い赤褐色。木槿(むくげ)の花に似ている。なお、歳時記には掲載されていない。

花菖蒲の一種。花菖蒲は野生のノハナショウブを改良した園芸植物で、6月頃大きくあでやかな紫や白の花を咲かせる。端午の節句で使われる菖蒲と混同されることもあるが別物である。2000種以上の品種があるとされ、花色は最もポピュラーな紫や紫紺のほか、白や黄の花菖蒲もある。それぞれ白菖蒲、黄菖蒲という。

「秋灯(あきともし)」は秋の夜の灯火のこと。シュウトウとも読む。灯火の下で、長い夜を独り静かに味わい、友と語らい、書に親しむ。
掲句は「秋灯」に照らされた一部屋を詠む。居間、リビングなどと呼ばれる一部屋に、作者は多くの時間を過ごす。その部屋の中に、作者の居場所がいくつもあるというのだ。本を読むときはソファーに腰掛け、食事の時はテーブルに向かい、パソコンを使うときは隅の椅子に腰かけ、といったように。秋は、自らの日常を改めて振り返る季節でもある。『俳句』2025年9月号。
ザルガイ科の二枚貝。本州以南から九州にかけての内湾の砂泥に棲む。長さ8センチほどの殻は円形で薄い。鮨種、酢の物にするほか、干して食用にされる。江戸時代に握りずしが誕生して以来のお馴染みのネタ。足の形が鳥の頭部に似ていることからこの名が付けられたとも言われるが、諸説がある。他の多くの貝と同様、春の季語。

「笹(ささ)」はイネ科タケ亜科に属する植物のうち、その茎にあたる稈(かん)を包んでいる葉鞘が枯れる時まで残るものの総称。「篠(しの)」ともいうが、「笹」は一般的に丈の低いタケ類を指す。クマザサ、アズマネザサ、ミヤコザサ、ネザサなど多くの種類がある。入梅の頃、横に這った地下茎から新芽(筍)を出す。「篠(すず)の子」の傍題。
