薔薇(ばら)はバラ科バラ属のうち特に園芸種、栽培種を総称する。初夏に花を咲かせた後、秋から冬にかけて実が赤やオレンジ色に熟する。「薔薇の実」は歳時記に掲載されていないが、その原種の一つである野茨の実は「茨(いばら)の実」として秋の季語になっている。生食できるが、主に乾燥させてお茶として飲んだり、ジャムやジュースなどになる。

薔薇(ばら)はバラ科バラ属のうち特に園芸種、栽培種を総称する。初夏に花を咲かせた後、秋から冬にかけて実が赤やオレンジ色に熟する。「薔薇の実」は歳時記に掲載されていないが、その原種の一つである野茨の実は「茨(いばら)の実」として秋の季語になっている。生食できるが、主に乾燥させてお茶として飲んだり、ジャムやジュースなどになる。

冬になって枯れてしまった草木の葉のこと。まだ枝に残っているもの、地上に落ちたものなどさまざま。カシワ、クヌギなどは、枯れた葉が落葉せず、枝についた状態で冬を越す。これらは、春の新芽が芽吹く直前に一斉に落ちてしまう。枝に付いているものは風に乾いた音をたてる。

「冴ゆ」は寒さが極まり、大気や色、音などが澄み切って感じられる状態を表し、具体的な語と結びつけて使われることが多い。「月冴ゆ」もその一例で、寒さの厳しい冬の夜に、月が澄み切ってみえること。 寒い日は空気が澄んでいて、夜空に浮かぶ月が、普段よりもくっきりと引き締まって見える。

「無患子」はムクロジ科の落葉高木。関東以西の山地に自生するほか、寺社や庭園に植えられる。6月頃淡緑色の花を咲かせた後、秋に実が熟れるが、互生する葉の黄葉も鮮やか。単に「無患子」といえば秋の季語だが、特に黄葉に焦点を置いて詠むときは、「無患子黄葉」と表現するのもいい。

オミナエシやアザミなど人々に広くその名が知られている草花が、冬の訪れとともに枯れていくこと。実際に詠む場合は、「名の草枯る」という語自体を詠むのではなく、草花の名を冠した形で、「枯薊」、「枯竜胆」、「枯葛」などと詠み込むことになる。
下の写真は枯れた猫じゃらし。
