安居(あんご)は、それまで個々に活動していた僧侶たちが、一定期間1か所に集まって集団で修行すること。インドでは雨期のある夏に行われたことから、夏安居(げあんご)、雨安居(うあんご)と呼ばれるようになった。その後、仏教の伝来とともに中国や日本に伝わり、夏だけでなく冬も行うようになった。冬安居は、陰暦10月16日から翌年1月15日まで、主に禅宗で行われる。

櫟はブナ科の落葉高木で、本州以南の山野に自生。低山の雑木林を形成する主要な樹種。秋には葉が褐色に色づき、冬にかけてゆっくりと散っていく。その実は団栗として親しまれる。

梔子(くちなし)はアカネ科の常緑低木で庭園や街路に植えられる。梅雨の頃芳香のある白い花が咲いた後実を結ぶ。実は、六縦稜のある黄紅色の楕円形。熟しても開裂しないため「口無し」の名がついた。古くから衣や食品の染料及び薬用として用いられた。お節料理の栗きんとんの染料としても使われる。

榠樝は中国原産のバラ科の落葉高木。秋に実る果実は黄色で球形又は長楕円形。香気が強いが生食には向かず、砂糖漬け、果実酒、咳止め薬、のど飴などになる。

紅葉した木の葉が散ってゆくこと。初冬の頃、紅葉は街を行く人に散りかかり、地に水に吹き溜まり、また、流れ去る。雨が降ったり、強風が吹いたりするとおびただしく散る。散り敷いた紅葉はゆっくりと褪せ、景色は色彩を失って冬の様相を呈していく。紅葉が大方散って枯木になった梢には、一抹の寂しさがある。なお、単に「紅葉」といえば秋季だが、「冬紅葉」「紅葉散る」は冬季になる。

