キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。山地や草原のやや湿った土地に自生。花期は5~7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、黄色い花をつける。花弁に見えるのは萼片で、5~7枚になる。一般の歳時記には掲載されていない。なお、「金鳳花(きんぽうげ)」は春の季語。

春に萌えだす諸々の草の芽のこと。新しい命の芽生えであり、大地や水辺に春の到来を実感する。朝顔、桔梗、芍薬、牡丹、薔薇など名のある草の芽は、それぞれの草の名を冠して「芍薬の芽」「牡丹の芽」などといわれるほか、一括して「名草の芽」ともいわれる。瑞々しい草が萌え出てきた驚きや春を迎えた喜びが籠められている言葉。
下の写真は菖蒲の芽。

山茱萸(さんしゅゆ)は、中国、朝鮮より江戸中期に渡来したミズキ科の落葉高木。自生のものはほとんど見かけないが、花木・薬用植物として庭園などに栽植されている。葉の出る前の枝先に、黄色の細かな四弁花が球形に集まって咲く。春先、他の花に先駆けて咲く花の一つ。

