萩は花の後、細かい実をつけるが、間もなく葉を散らし始める。葉のほとんど落ち尽くした枯萩が風に吹かれるのは、冬の到来を感じさせる眺めだ。

萩は花の後、細かい実をつけるが、間もなく葉を散らし始める。葉のほとんど落ち尽くした枯萩が風に吹かれるのは、冬の到来を感じさせる眺めだ。

ひと口に冬の空といっても、本州を縦断する山脈の影響で特徴が二分する。シベリアから強い寒気がやって来て、日本海側では曇りの日が多く雨や雪が降る。一方、太平洋側では、山から乾いた風が吹いて来るため、乾燥していて晴れた日が多くなる。

冬期、低気圧の通過に伴い、シベリア方面から日本付近に寒気のかたまりが到来すると、気温の低下や厳しい寒さに見舞われる。波のように周期的にやってくることから「寒波」と名づけられた。

冬の灯火。夕暮に次々と家々に灯がともっていく様は、寒々とした寂しさとともに、どこか暖かみが感じられる。
