収穫を終えて、冬を迎えた田。稲を刈った後、そのまま放置されていることもあれば、粗く鋤き返されていることもある。ひつじ穂や草は日々の霜に枯れ色となり、満目荒涼たる光景が広がる。

収穫を終えて、冬を迎えた田。稲を刈った後、そのまま放置されていることもあれば、粗く鋤き返されていることもある。ひつじ穂や草は日々の霜に枯れ色となり、満目荒涼たる光景が広がる。

西ヨーロッパやイギリス原産のマメ科落葉低木で、日本には江戸時代にオランダから渡来。葉は三枚小葉の複葉で、茎は上部へいくほど枝分れをして箒状となって枝垂れる。初夏の頃、緑茎緑葉の腋ごとにマメ科特有の蝶形の花を黄金色に咲かせる。

霜は、晴れた寒夜、空気中の水蒸気がそのまま冷え、屋外の物や地面にふれて、その表面についた氷のこと。霜が降りると、草は日に日に衰え、木々も落葉を急ぐ。野山は一面の枯色となる。霜が降るごとに急速に冬が深まっていく。

穂も葉も枯れた芒(すすき)のこと。一面の枯芒が冬日に輝きながら風に靡いている景色は美しいが、冬の深まりにつれて穂絮が飛び尽くしてしまうと、一層荒涼としてくる。単に「芒」といえば秋の季語。


