端午の節句に、男児の健やかな成長を願って家の庭先に立てる鯉の形の幟(のぼり)。江戸時代に定着した。竿の先に回転球、その下に矢車を付け、吹流し、真鯉、緋鯉、青鯉の順に並べて揚げるのが一般的。

メギ科の多年草。北海道南部、本州・四国の丘陵や山麓、山間の渓谷などに自生する。晩春の頃、茎の先に淡紫色の花を下向きに咲かせる。四枚の花弁には距(きよ)という管状の突出部があって、その形が船の錨に似ているところから、この名がある。

里芋、八つ頭、唐の芋などを植えること。前年収穫した種芋を穴に埋めるなどして保存しておき、それを3、4月に植える。種芋は湿気を好むので水分を含んだ畑に植えることが多い。サツマイモやジャガイモの場合は、「甘藷苗作る」「馬鈴薯植う」などという。

枳殻(からたち)は中国原産のミカン科の落葉低木で、唐橘(からたちばな)の略。古く日本に渡来し、当初は実を薬用とするために栽培されたが、後に野生化し、本州中部以南の暖地の山中に自生する。現在では庭木や生垣として植えられ、また、果樹園で柑橘類の台木として使われることもある。晩春の頃、若芽に先立って白色五弁の香りのよい花を咲かせる。秋には梅の実ぐらいの実がつき、黄熟する。
