イボタノキは山地に生えるモクセイ科の落葉低木。樹皮にイボタ貝殻虫がついて蝋を分泌し、かつてはこの蝋を家具の艶出しに利用したことからこの名がある。初夏の頃、枝先に白い小花が集まって咲き、秋につける実は約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。なお、歳時記には「水臘の花」は夏季に載っているが、「水臘の実」は掲載されていない。

イボタノキは山地に生えるモクセイ科の落葉低木。樹皮にイボタ貝殻虫がついて蝋を分泌し、かつてはこの蝋を家具の艶出しに利用したことからこの名がある。初夏の頃、枝先に白い小花が集まって咲き、秋につける実は約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。なお、歳時記には「水臘の花」は夏季に載っているが、「水臘の実」は掲載されていない。

厳寒の空に冴え冴えとある月。冬は月の軌道が高いため、天心近くを進み、遠く小さい。澄んだ大気を透して、強く冷たい月光が降り注ぎ、ものの影が地面に黒々と落ちる。今年(2025年)は1月15日の夜に「寒満月」が仰がれた。


寒中の雀のこと。冬季は田圃の稲刈りが終わり、餌が乏しくなるので、雀はひときわ人家の近くにあつまってくる。寒気を防ぐため全身の羽毛を膨らませて丸くなっているので「ふくら雀」ともいう。身近で親しい鳥の一つだが、近年は数が減っているという。かつては食材であり、冬の雀の肉は美味で滋養があるとされる。

ミカン類とオレンジ類両者の性質を持つ柑橘類で、ネーブル、八朔柑などとともに春に採れる蜜柑の一つ。山口県で発見・作出されたので当初は穴門蜜柑(あなとみかん)と呼ばれていたが、明治中期以降愛媛松山を中心に生産量が増えていったため、伊予蜜柑と呼ばれるようになった。多くは海岸に近い暖地の傾斜地で栽培される。
