蒲公英(たんぽぽ)は花が咲き終わった後、晩春の頃白い冠毛を持つ実を結ぶ。その球形の絮(わた)は風に飛び散り実は四方に散らばる。蒲公英はキク科タンポポ属の多年草の総称で、さまざまな種が全国各地の道端や野原に自生する。「蒲公英の絮」は蒲公英の傍題。

蒲公英(たんぽぽ)は花が咲き終わった後、晩春の頃白い冠毛を持つ実を結ぶ。その球形の絮(わた)は風に飛び散り実は四方に散らばる。蒲公英はキク科タンポポ属の多年草の総称で、さまざまな種が全国各地の道端や野原に自生する。「蒲公英の絮」は蒲公英の傍題。

日本特産種のシソ科の多年草。うす紫の花が重なって咲く姿を王朝の女官の装束に見立ててこの名がある。本州以南のやや乾燥した野原や農道などに生える。晩春に咲く淡紫色の唇形の花は茎の先に何段も輪生し穂状をなす。

春になって様々な樹木の芽が吹く中で、ウルシ科ウルシ属の「漆(うるし)」も芽を出す。「漆」は落葉高木で、山野に自生するほか、漆を採るため各地で栽培される。3月下旬頃新芽を出し、初夏の頃黄緑色の小花をたくさん咲かせる。新芽は楤の芽と同様食用になる。「漆の芽」は「木の芽」(春季)の傍題。なお、「漆の花」は夏、「漆の実」「漆紅葉」は秋の季語。

山椒(さんしょう)は、ミカン科の落葉低木。各地の平野から低山帯の林内に自生するほか、庭にも植えられる。雌雄異株である。春先に枝から芽吹いた軟らかい新葉は「木の芽(きのめ)」とも呼ばれ、「木の芽田楽」「木の芽和え」「木の芽味噌」などの料理に使われる。秋に生る実も香味料として用途が多い。

西ヨーロッパ原産のキジカクシ科の多年草。イギリスの晩春〜初夏を代表する花で、和名はヒメツリガネズイセン。晩春の頃、花弁の先端だけが外側に丸くカールした筒状の花を咲かせる。花色は青のほか、白、ピンクなど。なお、歳時記には掲載されていない。
