黄砂が降ること。モンゴルや中国北部のゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など黄土地帯の砂塵が、偏西風にのって海を渡り、日本にまでやってくる。大陸の雪が解ける春に多く見られ、日本各地で観測される。ひどいときは空が黄褐色に煙り日射量が減る「霾晦(よなぐもり)」の状態になる。「黄塵万丈(こうじんばんじょう)」は中国大陸でのそのすさまじさを表した言葉。

黄砂が降ること。モンゴルや中国北部のゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など黄土地帯の砂塵が、偏西風にのって海を渡り、日本にまでやってくる。大陸の雪が解ける春に多く見られ、日本各地で観測される。ひどいときは空が黄褐色に煙り日射量が減る「霾晦(よなぐもり)」の状態になる。「黄塵万丈(こうじんばんじょう)」は中国大陸でのそのすさまじさを表した言葉。

若布(わかめ)の成熟した茎のまわりの襞状の胞子葉のこと。地域により「ミミ」「ネカブ」「カブ」「メヒビ」などの呼称がある。刻んで生食したり煮物の材料にする。「若布」の傍題。

中国原産のカキノキ科の落葉広葉樹で渋柿の一種。正式名はロウアガキ(老鴉柿)。真っ黒に熟す実の様をカラスになぞらえて名づけられたという。数十年前に日本へ渡来し、庭木としての歴史は浅い。晩春の頃花をつけ、秋に実が生るが食用にならない。別名「ツクバネガキ」。歳時記には掲載されていないが、「柿」(秋季)の傍題として詠むことはできるだろう。

春になり、昼の時間が永くなること。昼の時間が短い冬の「短日」に対応した言葉。日の短い冬を経てきて春になると、心理的に、昼間の永さを著しく感じる。春分を過ぎると夜よりも昼の時間が長くなるが、実際に昼間が最も永くなるのは6月の夏至の頃になる。

サクラエビ科の小海老。東京湾口から相模湾・駿河湾までの太平洋岸の深海に生息する。透明で桜色をしていることからこの名がある。春、夜間に浅海に浮上するところを獲る。生食のほか、干海老にすることが多い。別名「ひかり蝦」。
