俳人正岡子規の忌日(9月19日)。俳句、短歌、文章の革新運動を展開し、明治35年のこの日三十五歳で没した。絶筆の句〈糸瓜咲て痰のつまりし仏かな〉などから、子規の忌日は「糸瓜忌」ともいわれる。愛媛県松山市に生まれ、東京に遊学してからは終生東京に住んだ。終の住まいになったのは台東区根岸の子規庵で、今でも保存・公開されている。

俳人正岡子規の忌日(9月19日)。俳句、短歌、文章の革新運動を展開し、明治35年のこの日三十五歳で没した。絶筆の句〈糸瓜咲て痰のつまりし仏かな〉などから、子規の忌日は「糸瓜忌」ともいわれる。愛媛県松山市に生まれ、東京に遊学してからは終生東京に住んだ。終の住まいになったのは台東区根岸の子規庵で、今でも保存・公開されている。

葛は日本原産のマメ科の蔓性多年草で秋の七草の一つ。日当たりのよい山野に自生する。初秋の頃、密生する葛の葉の腋から花序を上向きに出し、紫紅色の蝶形の花が咲きのぼる。旺盛な生命力を感じさせる葉の茂りに潜んで咲くその花は、色鮮やかだが隠微な印象を与える。


北アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草。戦前戦後にかけて渡来し、関東以西の暖地の草地、畑地、道端などに自生する。近年各地で繁茂している帰化アサガオ類の一つ。初秋の頃、アサガオに似た漏斗状で直径約1.5センチほどの白色まれに淡紅色の花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

ベニタケ科ベニタケ属の茸の総称。「紅茸」といっても、色は茶から灰褐色、ピンクなどさまざま。ほとんどが辛く、食には適さない。赤いものが多いのでこの名がある。食用になるタマゴタケ(下の写真)も赤い傘をしているが、全く別種の茸。しかし、いずれも俳句では「紅茸」として詠むことができるだろう。

稔った稲などの農作物を荒らしにくる鳥を威すさまざまな仕掛け。鳴子(なるこ)、引板(ひた)、威銃(おどしづつ)のように音を出すもの、案山子やきらきら光る紐などを張って、目に見える形で威すものなどがある。大きな目玉風の風船やビニール製の鴉なども見かける。

