葛は日本原産のマメ科の蔓性多年草で秋の七草の一つ。日当たりのよい山野に自生する。初秋の頃、密生する葛の葉の腋から花序を上向きに出し、紫紅色の蝶形の花が咲きのぼる。旺盛な生命力を感じさせる葉の茂りに潜んで咲くその花は、色鮮やかだが隠微な印象を与える。


葛は日本原産のマメ科の蔓性多年草で秋の七草の一つ。日当たりのよい山野に自生する。初秋の頃、密生する葛の葉の腋から花序を上向きに出し、紫紅色の蝶形の花が咲きのぼる。旺盛な生命力を感じさせる葉の茂りに潜んで咲くその花は、色鮮やかだが隠微な印象を与える。


北アメリカ原産のヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草。戦前戦後にかけて渡来し、関東以西の暖地の草地、畑地、道端などに自生する。近年各地で繁茂している帰化アサガオ類の一つ。初秋の頃、アサガオに似た漏斗状で直径約1.5センチほどの白色まれに淡紅色の花を咲かせる。なお、歳時記には掲載されていない。

ベニタケ科ベニタケ属の茸の総称。「紅茸」といっても、色は茶から灰褐色、ピンクなどさまざま。ほとんどが辛く、食には適さない。赤いものが多いのでこの名がある。食用になるタマゴタケ(下の写真)も赤い傘をしているが、全く別種の茸。しかし、いずれも俳句では「紅茸」として詠むことができるだろう。

稔った稲などの農作物を荒らしにくる鳥を威すさまざまな仕掛け。鳴子(なるこ)、引板(ひた)、威銃(おどしづつ)のように音を出すもの、案山子やきらきら光る紐などを張って、目に見える形で威すものなどがある。大きな目玉風の風船やビニール製の鴉なども見かける。


翌年の作業に備え、また、裏作などのため、秋の取り入れが済んだ田畑を耕すこと。特に稲作においては、稲刈りの済んだ田を鋤き返して、稲藁や稲株を鋤き込む。地力を回復させるほか、雑草・害虫の防除などにも効果があるとされる。また、裏作の場合は、田畑を鋤き返して新しく畝を立て、麦や菜種などを植える準備をする。単に「耕(たがやし)」といえば春の季語。
