槐(えんじゅ)は中国原産のマメ亜科の落葉高木で、庭木や街路樹として植えられる。晩夏初秋に枝先の円錐花序に細かい白色の蝶形花を咲かせ、秋に莢の形の実をつける。花や実は薬用になる。

ハロウィンHalloweenは、11月1日の諸聖人の日(All Hallows’ Day)の前夜(All Hallows’ Evening)が短縮されたもので、10月31日の夜の行事。もともとは、ヨーロッパ各地に住んでいた古代ケルト人の間で行われた秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事で、発祥の地はアイルランド。現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、カボチャをくりぬき目鼻口をつけた提灯 (ちょうちん)を飾り,夜には怪物に仮装した子供たちが近所を回り菓子をもらう。日本でも、仮装を楽しむパーティーやパレードなどとして定着している。なお、手元の歳時記には掲載されていない。

初秋から仲秋にかけて吹く北風。この頃雁が渡ってくるのでこの名がある。もともとは、志摩や伊豆の漁夫の方言とされる。この風が吹くと上空の大気が入れ替わり、急に秋らしくなる。鴨、白鳥、鶫、鶲などの大型小型の渡り鳥を見かけるようになるのもこの頃。

モチノキ科の落葉低木。葉の形がウメに似ていることからこの名がある。北海道以外の各地の山地に自生するほか、庭木としても植えられる。6月頃、葉の付け根に淡紫色の小花が咲いた後、雌株に丸い実がつき、晩秋の頃赤く熟す。実は無味で食用にはならない。漢字では、「落霜紅」とも表記する。

俳人正岡子規の忌日(9月19日)。俳句、短歌、文章の革新運動を展開し、明治35年のこの日三十五歳で没した。絶筆の句〈糸瓜咲て痰のつまりし仏かな〉などから、子規の忌日は「糸瓜忌」ともいわれる。愛媛県松山市に生まれ、東京に遊学してからは終生東京に住んだ。終の住まいになったのは台東区根岸の子規庵で、今でも保存・公開されている。
