バラ科の落葉小高木、又は秋につける実のこと。初夏に白色の花を咲かせた後、秋に球形の実が熟する。酸味と渋味が強く、生食には適さない。別名「桷(ずみ)」。歳時記には「山梨」の傍題として掲載されている。

リンドウ科の越年草。白い花びらを明け方の空に、花びらの斑点を 夜明けの星に見立てて名づけられた。全国の山地のやや湿り気のある場所や木陰に自生する。初秋の頃、茎の上部で枝を分け白色の五弁花をつける。なお、歳時記には掲載されていない。

リンドウ科の一年草又は二年草。日当たりのよい山地の草原に自生する。初秋の頃、淡黄緑色の碇(いかり)に似た花を開く。なお、晩春の頃淡い赤紫の花を下むきに咲かせる「錨草(いかりそう)」はメギ科の多年草で、全く別種。

秋の半ばの1か月の意で、3か月にわたる秋(初秋、仲秋、晩秋)の中の月のこと。陰暦8月、現行暦(陽暦)では9月頃。夏の名残が徐々に薄れ、次第に風に爽やかさが感じられるようになる。農作物の収穫が始まり、山野の趣に秋色が加わってくる。 なお、「中秋」は仲秋の真ん中の一日、陰暦8月15日のこと。

陰暦8月14日の夜、又はその夜の月のこと。名月を明日に控えた宵の意。望月に少し満たないので「小望月(こもちづき)」ともいう。今年(令和6年)は9月18日の夜(の月)が「待宵」。
